日経ビジネスオンライン「投資ファンドは眠らない」の最新記事が掲載されました!
「子供たちの投資ファンド~貪欲に稼ぐには理由がある」
先週の金曜日、来日中の投資ファンドTCIのアジア代表、ジョン・ホー氏と会った。パークハイアットで朝ごはんを食べながら、同じ年(31歳)で同じBCG出身の彼と、Jパワーがなぜ配当を増やすべきかという話や、一般的に日本の経営者がもっと資本コストを意識した経営をしなければならない理由などを議論した。同行されていた奥さまもご一緒されたので、きわめて和やかな雰囲気の会食でした。
このファンド、名前はThe Children's Investment Fund という。大手ヘッジファンド出身者が作ったファンドで、すでに1兆円を超える資産を運用しているのですが、収益の一部をAIDS孤児やAIDSに苦しむアフリカの子供たちに寄付することを目的としている点で、非常にユニークな存在。そんなフィランソロピストとしての顔を持ちながらも、他方で怠慢な経営者には冷酷に退任を迫る、こわもての顔を持つ投資家。
「貪欲に儲けて、寄付をする」 という新しい投資家像を作り上げている点で、非常に興味深いわけです。
この連載には珍しく、直接話を聞いた一次情報系なので、よかったら一度読んでみてください。なかなか難しいのですが、マスコミで見るひとの素顔が少しだけ浮かび上がればよいのですが。
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