日曜の夜、ニューヨークで仲良くなった友人が我が家に遊びに来た。初めて会ったときから「いいなー、この人」と、例によって一目ぼれした相手なのだが、コロンビアMBAの交換留学制度を活用して、5ヶ月半もパリで生活をしていたそうだ。うらやましー。
少し前のことだが、彼から突然、「マンハッタンで個展を開くことになった」という連絡が来た。"24 Elements" と題されたその個展は、彼の手による24枚の作品によってなる。
根っからのアーティストではなく、自分と同じように戦略コンサルタンティングファームで働き、MBA留学をした彼がこのような芸術作品を創造したという点に、強くインスパイアされた。
特に、最近まで絵を描いたことすらなかったということには驚いた。うちに秘めたる創造性が、一気に爆発したのだろう。
もちろん彼は突出した才能を持っていたのだろうが、形こそ違えども、我々はだれしも中に芸術性・創造性を持っているのではないだろうか。必要なのは、日常の喧騒から離れて、自然と戯れ、自分の中に宿るものを解放してあげることではないだろうか。
ひとつひとつの作品が理屈を超えて魂から沸いてくる雰囲気が充満していて圧倒されますねー。。。彼のように論理性と創造性を両立させるのは憧れであり目標ですねー やはり日頃の鍛練がそうさせるのでしょうか?
投稿情報: Douglas | 2007年6 月11日 (月) 22:58