社員が50名を超えて、お客さま情報を扱うゾーンはセキュリティ上の仕切りができたので、ややもすれば社内のコミュニケーションが悪くなってしまうところ。
そんななか役立っているのが、社内SNSとノーツチャット、これらはもちろんそうなのだが、もっとも大切なのは、フロア全体を見渡せるオフィスのレイアウトかもしれない。
高いものをおかず、一部をのぞいて、ほとんどパーティションも取ってしまったので、一番端から、反対側の端まで見える。
席に戻ったタイミングを見計らって内線をかけたり、チャットやメールをしていても、どんな表情でいるかも見えるので便利。座り方も斜めに座っているし、完全に背を向けている人は少なく、立てば50名全員の表情が見える。
事業再生で工場に入っていたときに、生産のプロがまっさきにやったのが「見える化」。高いものを端に寄せて、とにかく見晴らしをよくすることで、生産効率が一気によくなる。
製造業でなくとも、「見える化」がもたらすメリットは、同じなのかも知れないですね。
コミュニケーションの面からも、労働生産性の面からも、『レイアウト』って重要ですね。
学生時代、テイラー (Frederick Winslow Taylor)の科学的管理技法を学び、卒業研究はのテーマが、「事務部門における労働生産性向上の為の一考」と題して、事務所レイアウトや事務作業の多工程持ちについてまとめ、で、発表会でウケを狙って、オチに「掃除のし易い事務所が良い事務所!」なんて言って、教授や講師に顰蹙を買ったことを思い出しました。因みに我が社のレイアウトは、御社とほぼ同じ(写真を見る限りでは…)かな?さらに、「デスクマット」の使用を禁止してます。「メモして、デスクマットに挟んで、放置して、そのままにして安心している輩が多かったので…、仕事の仕掛かり放置を禁止した次第です。」 追伸…「ベンチャーに向いている人」も読ませていただきました。ベンチャースピリッツを失いかけていた自分に気がついて良かったですヨ。
投稿情報: sugiyamahayato | 2008年6 月12日 (木) 10:08