タイトルを変えて、ちょっと書き直してみました:
・ ベンチャーは、特にアーリーステージであればあるほど、将来の姿からはほど遠い。いま、目の前にあるものはあくまでもプラットフォームに過ぎず、その上にどういうものが作られていくのか、想像する力が必要。
・ ベンチャーやってると、とにかく大変なことが多いし、不確実要素が多い。失敗する理由を考えたら、いくらでも浮かぶ。そのときに、とにかくいい方、いい方に考えられる、底抜けの明るさが必要。
・ ベンチャーの仕事は、特に、超地味。コツコツ、目の前のことをひたすらやるだけ。でも、その仕事を楽しくするも、つまらなくするも、自分次第。これは、どの仕事も一緒か。
・ ベンチャーは定義により、メジャーなブランドでない。そのニッチ感を、むしろ楽しめる人が向いている。
・ ベンチャーに就職するか否か、これも就職しない理由を考えたらいくらでも浮かぶ。自分がやりたいことが明確であり、自分がよって立つ判断軸が明確でないと、いつまでたっても決められない。「やりたいんだけど・・・」と数か月悩んだ人は結局、来なかったし、大半の人は「ぜひ!」と即決だった。
・ ベンチャーでは定型の業務がない。人数も少ないから、あまり指示も出せない。自分で仕事を作っていかなければならない。
・ 大きな会社にいると、大体何年経つとこのポストだとか、前例があるから分かりやすい。ベンチャーは将来どうなるか、まったく分からない。その不確実性を、むしろ楽しめる人でないと向いてない。
上記に該当する人は、ベンチャーでなくとも、どこでどんな事業をやっても、成功できそうですけどね。
うーん。うまく纏まっています。
当方もベンチャー企業(のつもり)ですが、ベンチャー向きでない人が大勢います。安定させたり解決していくプロセスにやりがいがあると思うんですが・・・。
投稿情報: はいあっと | 2008年6 月15日 (日) 22:45
変化を楽しめる人で、変えるための力を身につけるために努力できる人
そんな人たちが集まったら。。。(=゚ω゚)うへへうへへ
集めてください!
投稿情報: rave | 2008年6 月11日 (水) 07:40
いつも楽しく読ませていただいています。
個人的には大いに共感しました。とはいいつつ、今回のエントリーを見て一喜一憂した時点で、実は既に向いていないのかもしれませんね。
「○×に向いているのはこんな人!」と書いてあるマニュアル本を見て喜んでいるのと同じかも・・・。
投稿情報: きんのつぶ | 2008年6 月11日 (水) 01:15
岩瀬さんの考える「大企業に向いている人(大企業で成功する人)」というエントリも見てみたいですね。
投稿情報: とおりすがり | 2008年6 月11日 (水) 01:08
かくありたいという理想像ですね。一人の営業マンとして後輩社員を指導するとき、blogを読んで参考にさせていただいてますが、本日の記事は非常に共感できるところが多いです。岩瀬さんの掲載記事を読むと、ワクワクすることばかりです。応援してます。
投稿情報: あつみ | 2008年6 月11日 (水) 01:00