水曜の夜は神楽坂で大人数で会食したのだが、外でお祭りをやっていた。出店がたくさん出ていて、浴衣姿の人も多く、食事中も太鼓や笛の音が聞こえてきて風流だった。
ぼくの中でお祭りは、青春の恋の思い出とセットになっている。
中学の頃は、地元の大きな公園で行われるお祭りで、はじめて女の子にプレゼントをもらった。確か、スポーツタオルだった。恥ずかしくて手もつなげなかったけど、嬉しかった。
大学の頃は、あの子と二人で麻布祭りに行って、それから二子玉川の花火を見に行った。今度は手をつないで、色鮮やかな夜空を見上げながら、その後の展開を期待しながら胸躍らせたものだ。
最近で近いのは、ニューポートのジャズフェスティバルか。港沿いの広い芝生の上に寝転がり、出店で買い食いをして、ビールを飲みながら、一日中大音量のジャズ演奏に酔う。これは、アメリカのお祭り。楽しいが、日本のお祭りのような情緒や色気はない。
日本の夏には、お祭りが似合う。そして夏のお祭りは、生ビールとやきそばと、花火と、恋二胸をときめかせる男女が似合う。
お祭りに、行きたいなぁ。
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