子どもと接していると、僕らが本来もっているもの、社会という規範のなかで押さえつけているものが多々あることを思い出させられる。
例えば、人に見てもらいたい、聞いてもらいたい、構ってもらいたいという願望。どんなに些細なことでも、人は他人からのacknowledgmentを欲しいものだ。見て、見て!と。それは、仕事をしていても感じる。ちょっとしたことを、上司や同僚に認めてもらえると、それだけで嬉しいものだ。また、自分の話を聞いてもらいという気持ち。ブログやSSNが急速に普及したのを見て感じたのは、「これだけ多くの人が、自分の声を聞いてもらいたいと思っていたのだ」ということと、「だとすると、ブログやSSNができる前は、これだけ多くの人の声が人に聞かれることなく、自身のうちに押し殺されていたのか?」ということ。
例えば、自分の欲求に忠実に感情を表現にすること。あれが欲しいといったら、何といわれようと欲しい!あのおもちゃで遊んでいたいと思ったら、ずっと遊んでいたい!そんな欲求を、僕たちは大人になるに連れ、少しずつ押さえつけていき、気がついたらほとんど何も思うようにできなくなっているのではないか。
例えば、誰かのことを抱きしめるくらい大切に思うこと。人のことを大切に思ったら、ぎゅっとしてあげたいし、いなくなったら涙が出るほど寂しいし、帰ってきたら心から嬉しい。そんな家族や大切な人、友人への愛情表現ですら、僕らは押さえつけられ、部分的にしか表現できなくなっているのではないか。
いくつになっても、僕らのなかには子ども心が宿っている。それはたまにでもいいから、何にも縛られることなく、思いっきり自分のなかの子どもを出し切る日があれば、僕らは本当の自分に少しでも出会うことができるのではないか。
”本当の自分を表現できること”、本当に大事ですよね。俺も3年同棲していた彼女と付き合う上で、一番心がけていたことが、これでした。
そのために、自分の言葉の重み、”俺があいつを好きだ”という気持ちを、素直に相手が感じてくれたと思います。
レバノンの日記と写真をブログに書きました。時間があったら見て頂けると嬉しいです。
http://pics.livedoor.com/u/nori275/
http://blog.livedoor.jp/nori275/?blog_id=1313599
それでは岩瀬さん、頑張ってください!
投稿情報: 大和久賀広 カメラマン@レバノン | 2007年1 月26日 (金) 22:28
”本当の自分を表現できること”、本当に大事ですよね。俺も3年同棲していた彼女と付き合う上で、一番心がけていたことが、これでした。
そのために、自分の言葉の重み、”俺があいつを好きだ”という気持ちを、素直に相手が感じてくれたと思います。
レバノンの日記と写真をブログに書きました。時間があったら見て頂けると嬉しいです。
http://pics.livedoor.com/u/nori275/
http://blog.livedoor.jp/nori275/?blog_id=1313599
それでは岩瀬さん、頑張ってください!
投稿情報: 大和久賀広 カメラマン@レバノン | 2007年1 月26日 (金) 22:28
すいません。Kenyaさんが既にご指摘なさっていましたね…。
投稿情報: 愛読者 | 2007年1 月24日 (水) 20:42
いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
ちょっと気になったことを1つ。
SSNではなくてSNSだと思います。Social Network Serviceなので。
投稿情報: 愛読者 | 2007年1 月24日 (水) 20:41
初めまして。いつも楽しみに見ています。
今回のは、Daisukeさんの人間味あふれる日記で、鳥肌が立って読まさせてもらいました。
当たり前のことに感動することは、今の亀ちゃんは当たり前チャウな^^;
これからも頑張ってください。
こっそり(笑)見させてもらいます。
投稿情報: 亀ちゃん | 2007年1 月22日 (月) 17:20
Daisukeさん、ご無沙汰しております。inner childなんて概念もありますよね。自分のなかの子供と向き合う姿勢、大事にしたいものです。僕も2児の父となって子供達と接していると、知らずのうちに鎧で固くなっている自分に気づかされることが多々あります。
ところで、SSNはSNSですね。SNSと言えば、今度2/7に東京ビッグサイトでSNSについて講演することになりました。ご興味があればぜひお越しください!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/netcom/forum/N4.shtml
投稿情報: Kenya | 2007年1 月21日 (日) 23:15