電車の中。某英会話学校のCMで、マリッサ先生のショート番組を見るのが楽しみなのだが、いま放映されているものは、ちょっと違和感あり。
今日のお題は、「取引をする "make a deal"」
【例文】
"Are you going to make a deal with that company?"
あの会社と取引をするのかい?
"Yes, their estimate was good"
ああ、見積もりがよかったからね。
【受け取ったニュアンス】
"Are you going to make a deal with that company?"
あの会社と、なんか(特別の取引条件などを)「握る」のかい?
"Yes, their estimate was good"
ああ、あそこの予測がよかったからね
【実際のビジネスの現場では・・・】
"Are you going to do business with /buy the product from that company? "
あの会社と取引をするのかい?
"Yes, their quote was competitive."
ああ、見積もりがよかったからね。
【コメント】
そもそも、"make a deal"って、「取引(商売)をする」というニュアンスよりは、「交渉して、合意する」という「ディール」感があるのになぁ。M&Aのやりすぎでしょうか。
いや、普通だったらちょっと間違った英語をみかけても気にならないのですが、立派な英会話学校で、しかもマリッサ先生というれっきとしたネイティブ講師が案内されていて、「実践ビジネス会話」が「日本人が作った英語の教科書」っぽい印象を受けたので、書いてしまいました。私の英語力が間違っていたら、失礼。
ビジネス英語に関しては英会話学校関係者(ネイティブも含む)よりも、岩瀬さんの方が詳しいかも。
投稿情報: 学術論文オタク | 2009年5 月17日 (日) 17:24
大変勉強になりました。これからも英語に関するエントリーを楽しみにしています。或いは、時々でいいですから英語でエントリーを書いてみたらどうでしょうか?外国人からコメントが付いたりして。
投稿情報: ryota | 2008年12 月17日 (水) 13:45
はじめまして。
以前から拝見させて頂いておりました。
僕も岩瀬さんと同じ印象を受けました!!
岩瀬さんのような方と共感する部分が自分にあったと思うと妙に嬉しくて思わずコメントしてしまいました。
ブログ、これからも楽しみにしています。
投稿情報: 青いヤツ | 2008年12 月17日 (水) 10:55
田舎のマイカー通勤なので
駅のフリーマガジンも 車内広告も
たまにしかみないですが。
ライフネットに変更したら約6000円の節約になるという広告をみたときは
ランチ1週間分 月の書籍代になるな~
と妄想してました。
投稿情報: fm | 2008年12 月16日 (火) 19:26