前も書いたが、私はグルメサイトの食べログ.com が大好きである。CGM サイトの特質だろうが、ユーザーの数がクリティカルマス(臨界点)を超えると、情報の信ぴょう性が一気に高まる。同サイトを参考にしてお店選びをして、裏切られることがほとんどなくなってきた。
たいていの場合、評価は高いが、値段はそれほど高くないところを探して、ユーザーのレビューを順に読んでいく。そこから浮かびあがってくる印象が「隠れ家」、あるいは「お値打ち」っぽいところを選んで、気楽に行ける相手と訪れてみる。
ひとつ、気がつくのに時間がかかったのは、まだユーザー層が必ずしも多くないか、違うカテゴリの人たちが集中するエリアの情報。本郷に行った際に、その場で携帯で検索して立ち寄った根津の居酒屋は4.0を超える高得点だったが、それは主要ユーザーである大学生の中での評価であって、麻布十番や広尾の4.0とは異なるのである。ただ、このような「特徴」とか、「上手な使い方」を学んでからは、信頼性の高い情報ソースとなっている。
もともとCGMサイトとして始まり、びっくりするような少人数で作っている同サイトは、最近ではAPIを公開して、google map などと組み合わせて、ユーザー自身がアプリケーションを作れるようにしている。価値があるプラットフォームを提供することで、ユーザー自身がコンテンツを増殖させていく。これぞ真のCGM、と感心するばかりだ。
利用頻度が高くない保険サイトでは、なかなかこのようなCGMサイトは難しいのだろうか。すぐに営業員や代理店といったプロが書き込みしてきそうだし。業界外の方は、そんなに保険のサイトに情熱は燃やさないですよね。
いや、そんなことは言わず、あきらめず、web 2.0 的な生保サイトを、作りたいものです!
Web2.0的でなく、3.0以上を目指してほしいな。。期待しています。
投稿情報: kaito0519 | 2008年12 月 4日 (木) 16:18