本日、10月1日の朝刊。生命保険事業を営む2社の広告が大きく掲載されていた。
まずは、第一生命の銀行窓販専門子会社である第一フロンティア生命。
「どちらかと言えば、保険会社というより、保険メーカーと呼ばれたい」。
業界外の方にはちょっと分かりにくいかもしれませんが、従来の生保のように、自社の営業マンを持って売る『製販一体』型から脱却して、商品の開発と供給に徹して、販売は銀行に任せる。この意味で、保険の「メーカー」に徹するという意図のようです。
コピーの後半部には「どこよりも分かりやすい保険です」とも書いてあり、お客さまの皆さんにとっての分かりやすさを目指すのは、素晴らしいことだと思います。もっとも、変額年金保険などはかなりムズカシイものなので、どこまで噛み砕いて分かりやすくして下さるか、楽しみです。
次に、民営化されたかんぽ生命。こちらは、「簡易保険」で、元祖「カンタン」なのですが、キャッチコピーは
「日本の保険に、カンタンというやさしさを。」 保険は複雑、という声に徹底的に応えていきます。商品も、手続きも、見直しも、カンタンに。日本の保険をわかりやすいものに変えたい私たちです。
というものでした。
私たちも、かねてから「保険を分かりやすく!」と考えていますので(当社HPご参照)、このように生命保険会社がどんどんお客さまからみて分かりやすい、シンプルな商品を作ろうという大きな動きは、望ましい方向だと思っています。
数年後には、生命保険が難しくなくなっていて、「保険をカンタンに!」というのがキャッチコピーにならないような時代が訪れているのでしょうか。
久しぶりに、「生命保険 立ち上げ日誌」らしい?生命保険関連のエントリーでした。
保険業界の人間ではなく、サービスを利用する一人として本トピックを読んで感じたことは、選択ポイントの根幹は「カンタン」ではなく、いかに複雑であろうと、そのサービスまたは商品が自分にとって現在選択可能なサービスまたは商品群のなかでベストであればよいわけですから、最も重要な点は、結局、「信頼性」になると思います。
カンタンに理解できるようになるというのは、一方で落とし穴にはまりやすくなる可能性もあるわけで。
投稿情報: naoki | 2007年11 月30日 (金) 12:01
> 高木さん、
私はまだ郵便局には行っていません。ただ、何年前からか分かりませんが、皆さんとても熱意あふれて誠実な仕事をされるなぁ、と感心した覚えはあります。郵便をお願いしているだけで、金融商品を買ったことはありませんが。
> ハッピーリバーさん、
こんにちは。コメントありがとうございます。ダンナ様にもよろしくお伝えください!
> montayさん、
つっこみありがとうございます!箱根某所であし湯を見て、「おふろ~」と言って服を脱ぎ始めたので、まいいかということで一緒に入浴してしまったのでした!
投稿情報: Daisuke | 2007年10 月 2日 (火) 13:22
全然内容と関係なくて恐縮なんですが、・・・このお写真はどのようなシチュエーションですか?かわいらしいのですが・・・、川か、温泉(足湯)か、プールなのか・・・?悩んでいます。
投稿情報: montay | 2007年10 月 2日 (火) 12:37
保険は、相変わらずに「売る方の都合」が大部分だと思います。利益を求めるのは理解できますが、やはり消費者(利用者)である私たちにとって、本当に都合のいい商品はまだまだ少ないような気がします。会社の利益+わかりやすさ→消費者が納得できる保険ができればいいと思いますし、それを作ってくれると期待してます!
投稿情報: ハッピーリバー | 2007年10 月 2日 (火) 05:14
今日「日本郵政グループ」スタートを記念?して、時間があったので郵便局へ行きました。保険のリーフレットをサッと取って帰ろうとしたら窓口の女性職員が素早く声をかけてきて、「2・3分お時間いただければ掛金を計算します・・・」ってことで生年月日だけ教えて、「保障設計書」を作成してもらいました。終身と養老です。それぞれ月払いで12,180円と10,200円。お世辞にも安くありません。それに変な特約(失礼・・・)が勝手にいろいろ付いてました。
これから本当に簡単でシンプルになることを望みます。
投稿情報: 高木 | 2007年10 月 2日 (火) 01:16