子どもの頃から、人のものまねが割と得意だ。やられた本人は「似てない」とクレームをつけるのだが、周りの人が笑ってくれる人が多いので、おそらくまぁまぁ似ているのだろう。
一番やりやすいのが、声とかしゃべり方、口調に特徴がある人。当社でいえば、社長の出口は格好の題材。独特なしゃがれ声と、ユニークな語り口。同じ表現を何度も使うので、声×決めゼリフでやれば、似てる度100%。会って2回目くらいから、モノマネしてたような気がする。
経理担当のNも、かなり独特な方言を持っている。米国西海岸在住で、半分アメリカ人のI氏には、「イワセサーン、あのひとわぁ どこのホーゲンですかぁ」と聞かれ、「確か名古屋出身だと思いますけど」と答えたら、「イヤ、ボクのジッカはナゴヤですが、アンナホーゲンありませーん」と言われてしまったが。おシャレ風スポーツ刈りの髪型と、いつも大きめのTシャツとGパン姿は特徴あるので、変装も含めてやれれば、これもいけそう。
歩き方や体の動き方に特徴がある人も、やりやすい。間もなく入社予定のD氏は、やや猫背でゆったりとした歩き方、いつも頭をかきながら斜め上を見え上げ、高い声で鋭く辛辣な批評をする。この人のモノマネも、今週初披露したばかりだが、かなりやりやすい。
大先輩のY氏は、きっと誰もがモノマネできるくらい個性あふれる方なので、意外感がなくてモノマネやってもあまりウケなさおうという難点すらある。こういう、「意外感」なんて要素まで考慮してやらなければならないから、モノマネも案外難しいもんだ。
医長のI先生も、今後のモノマネ対象候補。先日の社内勉強会では、田村まさかず風なしぶーい語り口で、病気と保険引受について語ってくれたのだが、迫力がある語り口とダンディーなルックスは、白衣を買ってきたらすぐにまねできそう。
しかし、気がついたのだが、「動」の演技はやりやすいが、「静」はなかなか難しい。あまりしゃべらなかったり、間の取り方にこそ特徴がある人、ぼそっと面白いことを言う人は、黙っているところから再現しなければならないので、一人芝居ではなかなか難しい。
以上、あえてポジティブに分析すれば、モノマネができるということは、相手をよくみて、観察しており、その人の特徴をとらえることが得意ということなのだろう。そうか。自分は観察力が優れていたんだ。
今年の忘年会で披露できるように、今からヤミレンとか影の特訓をしようと思います。
今週も、よい週末を!
それは、高校の日本史のF先生に対して、同級生のAやNが連発していた言葉でした。まったく言わなくなったけど、AとNといるときだけは使います。内輪ネタで失礼。
投稿情報: Daisuke | 2007年9 月29日 (土) 14:48
我が家では一時、岩瀬さんを真似てなにかと「しっびー(渋い)」というのが流行っていたけど、そういえば本人はいつの間にかあんまり言わなくなってたね・・・。
投稿情報: Hiro | 2007年9 月29日 (土) 00:35