30歳を過ぎると、学生時代の仲間も少しずつ責任ある仕事ができる立場になっており、今でも何名か信頼できる友人とビジネス上の関係ができはじめた。
ただ、友人と一緒に仕事をする上で気をつけることがある。それは、その分野で、その人がナンバー1であると心の底から信じていない限りは、仕事をしないということである。
当たり前のことなのだが、そもそも仕事をともにする間柄は、結果に対する厳しさが必要。こじれた場合には関係が悪化してしまう可能性がある。そうならないためにも、そして他の人から見ても納得がいくように、いったん友人知人の立場を離れて、知らない人でもその人に絶対にお願いしたい、そう思う場合にのみ仕事をするべきだろう。
ただし、ここまで信じて選んだ相手だと、結果は素晴らしいものになる。実力だけでなく、お互いに対する深い信頼関係と強いコミットメントがあるから、アウトプットは胸を誇れるものになる。
親しい友人がいると、つい仕事を一緒にしようと誘ってみたくなるものだが、ぐっと我慢する。その代わり、プライベートの場で「この人はすごい!」という人に出会えると、いつかこの人と仕事ができる日が来ることを楽しみに、親交を深めることができるのだ。
はじめまして。ブログちょこちょこ拝見させていただいております。
私も学生時代の友人を会社に招いたのですが、求める結果とかなり異なった状況引き起こしておりまして毎日が悪戦苦闘です。
私自身はビジネスライクな線引きを意識的にしているのですが、友人はやはりそこまでの感覚には至っていないようで・・。
最悪の場合は解雇もありうるという旨を通告する段階まで進んでおりまして、心情的にはしんどい状況で、こうなるならはじえめから入社させるべきじゃなかったと反省しきりです。
投稿情報: takumi | 2007年9 月29日 (土) 15:33
> ksukeさん、robert135さん、
僕もこれまではすぐに友達を仕事に誘ってしまう癖があったのですが、最近になって慎重になりました。がんばります!
投稿情報: Daisuke | 2007年9 月28日 (金) 00:19
そうですね。私も社会に出て10年たち
業者起用時に、提案することができるようになり
前職の同期(=遊び仲間としては信用している友人)に
仕事を依頼したら、自分とぜんぜん違う
段取り、提出水準だったので、
厳しく求めることもできず、事態の収拾に
手間がかかる経験をしました。
一緒に仕事をしたところから、広げていくのが、無難ですね。
投稿情報: ksuke | 2007年9 月26日 (水) 22:44
はじめまして、いつもブログを楽しみに拝見しております。
今回のブログには思わず「うーん」と唸ってしまいました、まさにその通りだと。
私の友人も現在NYでWebの仕事をしています。コストの面から外注のプログラマーをよく使うらしいですが、うまくいかないことが多く、一緒に仕事をしようと誘われました。
今は本業が忙しいので無理と断りましたが、もっと大事な視点が欠けていたことに気がつきました。
そうですよね、そうですよ。
いつかそのときがくるまで爪を研ぎ澄ませておきます。
投稿情報: robert135 | 2007年9 月26日 (水) 21:14