ここのところ、週末は父子の絆を深めようと、上の息子(2歳2ヶ月)と二人でプチお出かけをするようにしている。土曜日の午前中は上野動物園へ、日曜日の午前中は横浜アンパンミュージアムへ行ってきた。
猛暑のなか、汗だくになりながら子どもと二人で歩いたり並んで待ったり、一緒にアイスクリームを食べたりしていると、まさに父親冥利に尽きるのだが、両日とも期待していたほど盛り上がらず、ちょっと残念な気持ちで週末を終えた。
動物園は、動物も猛暑のためぐったりしていて、いまひとつ見ごたえがなかった。ライオンもゴリラもパンダもカバさんも、みんなゴロゴロ横になって動かない。カバにいたってはお水の中で昼ねしているので、業を煮やした息子は「おきてぇ~~!」と叫んでいた。ホッキョクグマは寒いところから来ていて日本の夏は大丈夫?なんて心配してしまった。
アンパンマンミュージアムは、「アンパンマン好きな息子なら喜ぶに違いない」と思っていて以前から行きたかったのだが、いざ赴いてみると、外で30分以上待たされたせいか、連日の疲れか、何か気分が乗らなかったようで、終始笑顔をみせてくれなかった。涙。もうちょっと大きくなったら、あるいはお友達と一緒だったら愉しんでもらえるのかなぁ。
帰宅すると、「そうやって子供が喜ぶと思って、親のエゴを押し付けたらダメってことね」とクギを刺されてしまった。確かに、子供が行きたいというよりは、子供が喜んでいる顔を見たいという自分のエゴだけで動いていたのですよね。子育てって、難しいなぁ。
子供はいくつになってもいいものです。留学中、1歳半から2年間、毎日抱っこしてお風呂にいれました。そのやわらかい感触が今も残っているんですね。ほんとうにかわいい。小学生になったころ、「お父さん、なんで自分のしたいことあきらめるの」といわれた。たったその言葉で、奮起し、転職、やりたい仕事につくことができた。ただ、その仕事は想像以上の土日出勤の激務であり、いつもふらふら状態でした。久しぶりにとれた休みに横浜のズーラシアに家族でいったんですけど、ちょっと飲んだビールでもぐったりとしてふらついてしまい、車までたどりつけない。そんな時、ごっつくなって、僕より背の高い息子が肩を組んで車まで連れて行ってくれた。ごつごつの腕だったけど、今度は自分が抱っこされていたんですね。いやあ、こんどはどんなストーリーがあるのか、他楽しみです。
投稿情報: Yellow Jacket | 2007年8 月15日 (水) 23:03
喜んでいないように見えて、子どもはじーっとお父さんを見てるんですよねー。いつも忙しそうに家にいないお父さんが、いっしょにいてくれるドキドキや不安な気持ちを、自分もなんとなく覚えています。「またいなくなっちゃうんじゃないのかなあ」なんて思いながら。
ここはいっちょう、あきらめずに、子どもの反応に期待しすぎずに、楽しんで、関わり、対話し続けるのが大切かなあと読んでて感じました(エゴで結構!そうでないとやってられませーん)。Good Luck!です。
投稿情報: tarogo | 2007年8 月13日 (月) 10:22
子供が喜びそうな所へ連れて行ってあげるのは、単純に子供に喜んで欲しいという愛情からしているであって、これをエゴと言われたらちょっとキツイですね...子供がまだ行きたい所の意思表示が出来ない位小さいうちは、試行錯誤で色々な場所へ連れて行くしかないですね。
投稿情報: tsuka | 2007年8 月 7日 (火) 15:56
いつも楽しく拝見しています。
親子の絆を意図的に深めようとしても・・・ね。
できればあまり考えすぎずに・・・。
一緒に楽しむぐらいお茶目なパパでいてください。
投稿情報: 抗加齢胃 | 2007年8 月 6日 (月) 22:52
From Munich, Germany
こんにちは、前回は”はじめての生放送”等で登場しました。
うーん、父子との絆ですか、、、。
正直、4歳になる双子の娘(米国生まれ)を持つ父親として感じるのは、圧倒的に母子の絆>父子の絆ですね。
妻は専業主婦とは言いつつも、自分のこと(ちょっとしたショッピング、食事等)を子供以上に優先することはまずなく、子供との限られた時間を常に大切にしているようです。(それを良いことに私は子育てを少し怠け気味。)
では父親の存在感はどうだすか。
とにかく土日の何れかは家族で楽しく過ごせるように工夫する。幸い、ここミュンヘンは車で30分内に緑溢れる湖がいくつかあり、先週の日曜には湖畔で水遊び&バーベキューを楽しみました。ある意味、うちの子供たちとの絆は”美味しいものを家族で一緒に食べる”ことから生まれているようです。
ディズニーランド、キッザニア等、東京には楽しそうな行楽地がたくさんあってうらやましい限りですが、ミュンヘンにいる間は、大自然の中でしか培うことのできない絆を大切にしたいと思います。
最後に、まだ十分にできていないことですが、妻を愛し、大切にすることが回りまわって父子の絆を強めることになるのかもしれないと思う今日この頃です。
投稿情報: Buchimika | 2007年8 月 6日 (月) 19:51