今日はある雑誌の企画で教育コンサルタントの方と対談。
「岩瀬さんは、非常に落ち着いていて淡々とされていますね。子どもの頃からそうだったのですか?」
「え??いや、普段から落ち着きがなくて、子どものようだと同僚には言われています・・・これは取材なので、淡々とお答えしているのですが・・・」
途中、「自認力」と彼が呼ぶ、「自分自身を客観的に見る力」について話が及んだ。自分自身の弱点について、これまた淡々と語っていたところ、「岩瀬さんは『自認力』が高いですね」と言われたのである。
このように、自分の長所と短所をよく知るということは、もっとも大切な能力の一つだと思う。人間誰しも短所はあるが、それを認識さえしていれば、補うような対策を打つことができる。例えば、僕は細かくつめることが得意でないので、意識をして細かい人にチェックをしてもらうようにしている。スケジュール管理も得意でないので、意識的に人にプレゼンする「締切り」などを設定して、自分を追い込むようにしている。
責めるべきは人の欠点そのものではなく、欠点を認識していないことや、認識しているのに対策を取っていないことではないだろうか、そう考えるようにしている。
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