毎週の社内定例勉強会。今日は某雑誌が風景を撮りたいとのことで、カメラも入ったため社内はプチ盛り上がり。担当講師は8月入社のK。某出版社で凄腕編集者として、何本もの大ヒット作をプロデュースした逸材。担当した本は総計300万部くらい売れている。今度は、300万人に保険を入ってもらえるよう頑張ってくれるかなぁ。
勉強会では出版社時代の話をしてくれたのだが、最後の「教訓」というところが、心に残った:
・ 「失敗から学ぶ」 大ヒットするには無数のパターンがあり、予想することもできない。しかし、失敗にはパターンがあり、学ぶことで避けることができる。成功に浮かれるのではなく、失敗から確実に学べ。
・ 「あきらめたら、そこで終わり」 発売して何週間か経つと、もうやれることはやった、ダメかな~、とあきらめてしまいがち。しかし、あきらめてしまったら、そこで勝負がついてしまう。大切なのは、そこからの頑張り。見切ることも大切だが、絶対にあきらめずに挑戦し続けることが大切。
・ 「他人への想像力をふくらまして、ふくらまして、ふくらましても足りない」
それが作家であれ、読者であれ、他者がどのように感じるか、自分でイメージする努力が必要。それは簡単な作業ではなく、想像して、想像して、想像しても足りないくらい。・ 「誇りをもてないものは売れない」
自分が心の底から誇りを持てるものでないと、説得力を持って売ることはできない。我々の保険商品も同じ!絶対に誇りを持てる、親しい友人にも家族にも勧められる、保険会社を作るぞ!
というわけで、大変示唆に富む社内勉強会でした。
PS そんな彼女が今回から担当している当社のメルマガ、ぜひご一読ください!今後、メルマガをミリオンセラーにしてくれるかな?
今後はできるだけコメントにもお返事をしていきたいと考えている岩瀬です。
> snowbeesさん、
強烈なリーダーシップのもと、アントレプレナー精神と、「いかにして売れる本を作るか」ということは、徹底してトレーニングを受けたようです!
> handaさん、
「ロジック=機能性」と、「エモーション=情緒性」をどうバランス取るかが、ポイントだと思っているのですが。
投稿情報: Daisuke | 2007年8 月31日 (金) 07:31
こうゆうものに誇りを持てるという人が作るものはちょっと信用できないな。
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2007/06/post_4d44.html
投稿情報: handa | 2007年8 月31日 (金) 01:12
有名な見城・編集長を「勇将」とすれば、元部下も一見識の持ち主であると?
投稿情報: snowbees | 2007年8 月30日 (木) 06:34