今日は某外資系金融機関の方と、当社のビジネスについてディスカッション。我々の事業が『スジがいい』と考える理由として、以下のポイントを説明しました:
1 市場が大きい。民間生保・簡保・共済を足すと、年間の保険料収入は約45兆円。GDPの1割弱もある。
2 顧客の未充足ニーズが大きい。一般の人にとって、セイホはまだ複雑でわかりにくく、勧誘は煩わしく、合理化の余地がありそう。
3 市場環境の変化が起きつつある。保険会社の経営裁量の拡大や顧客保護の強化という規制環境の変化、そしてネット金融サービス利用の一般化。
4 参入障壁が高い。許認可を取るのは容易ではない。
5 経営チーム・従業員・株主・アドバイザーなどの顔ぶれがいい。結局は人が全て。
という訳で、総論レベルではプラスの材料は揃っている、あとは大きなチャンスをどうつかむかだけ、そうお話しました。
上記の枠組み、他のベンチャーや新規事業の判断にも使えると思っており、気に入っています。
sent from my keitai
いつも興味深く読ませて頂いています。
ご指摘の5点、私が今携わっている仕事にも共通すると、合点しています。
私の仕事の場合、抗がん剤を開発する製薬ベンチャーですが、もう一つ重要な点、物がよいというのが必要になります。
岩瀬さんが考える物の良さは何でしょうか?
投稿情報: yoshi | 2007年8 月15日 (水) 10:57