7月にも新しい仲間を向かえ、急拡大中の我がネットライフ企画。3月末時点では3名だったこの組織ももう10数名になり、数ヵ月後には20名弱になる予定。何もないところからここまで持ってきたことへの感慨深さと、「ネットライフ=ワタシとデグチ」だった時代はとっくに終わり、企業として独自のアイデンティティをもつようになったことに不思議な感覚を覚える。
冷静に観察していると、現在のメンバーの個性とお互いのダイナミズムによって、企業風土のルーツが形成されていっているようだ。積極的に情報を共有し、自分の役割を超えて助け合う。立場に関係なく思ったことを語りあい、これまでにはない会社を作ろうと創意工夫を続ける組織。誰に言われることもなく、一人一人がストレッチをして全力で一つの目的に向かっていける組織。いま起こっていることが、100人、200人の組織になっても、根っこのところで残るのだろう。
このような企業風土は、自然発生的な形成に身を任せていてはいけない。優秀な人材が高い志とやる気を持って働き続けられる組織を保つことができるか、絶えず工夫や改善が必要となるだろう。まずはそんなことよりも営業開始ができるように当局との折衝とビジネス作りを優先させるべきなのかも知れないが、一つの組織がゼロから出来上がろうとしていうその有様は、まるでスローモーションで花が咲く映像を見ているかのような感覚を覚える。
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