業容拡大につき、また秋ごろには引越しを予定しているのだが、どのようなオフィスにするかについて、社内で意見が割れている。
正確に言うと、割れているわけではないのだが、節約経営を行う立場からは、できるだけシンプルかつ低コストのオフィスに、できるだけ多くの人を詰め込みたいと思う。これに対して、創造性あふれるベンチャーを育てていくためには、創造性を育むオフィス作りを、多少はコストをかけてでも、やっていく必要がある、そんな二つの考え方のバランスの取り方に悩んでいるというわけだ。
同僚から教えてもらったのだが、右の写真はインターポリスというオランダの生命保険会社のオフィス風景だそうだ。洞窟のような会議室で生命保険を語り合う老練のエグゼキュティブたち。確かに、非日常性が常識を超えたアイデアを生むきっかけとなりそう。創造性系オフィスに一票。
しかし、よく考えてみると、以下のような疑問がわく。すなわち、誰しも、「慣れ」というものは生じる。どれだけ美味しいごちそうでも毎日食べていればそれが普通になってしまうし、眺めが最高によいオフィスでも毎日いるとそれがスタンダードになってしまう。
だとすると、せっかく「創造性を育む」というコンセプトで風変わりなオフィスにしても、人はすぐに慣れてしまい、それがスタンダードになってしまうから、あまり意味がないのか?そして、本質的には刺激の源は一定のデザインそのもにあるのではなく、非日常性にあるのだとすれば、どんなものでもいいから、定期的に柔軟に変更ができるオフィスこそが、刺激にあふれ創造性を育むのではないか?
楽しげなオフィスで働いている方々、ご意見求む。
始めまして書き込みをさせていただいております。
私株式会社ヴィス 大友 類と申しまして。オフィスの内装のデザインをメインに、ご引越しから、電気電話LAN等トータルでオフィスのご移転作業のお手伝いをしている会社のものでございます。
もともと店舗のデザインを行っていた会社のものでございますので、他社様とは違ったオフィスをご提案できる自信がございます。
こちらがHPになります。
http://www.vis-produce.com/
http://designers-office.jp/
http://designers-office.ameblo.jp/
素晴らしいオフィスをご提案できる自信がございますの、大友までご連絡ください。
宜しくお願いします。
投稿情報: 大友 類 | 2007年7 月13日 (金) 14:03
こんな記事発見しました。
オフィスデザインはこれからもっと発達していきそうですね。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/20070703/509367/?P=1
投稿情報: sato | 2007年7 月 4日 (水) 15:27
IDEOという世界的なデザイン会社のオフィスは、空間に柔軟性を持たせ、個人のスペースと集団のスペースを自由にいつでも構築しなおすことができるようです。
詳しくは
「発想する会社!」
トム・ケリー (著)
出版社: 早川書房 (2002/7/25)
参考になれば幸いでございます。
投稿情報: 木下茂雄 | 2007年7 月 1日 (日) 23:28
こんにちは。
ボクが担当している京都のベンチャーは昔の酒蔵内にオフィスを借りています。ちょっと非日常な空間です。足元に窓があったりでかなり変わっています。創造性溢れるアイデアが生まれているかは正直分かりません。非常勤の役員の方は、取締役会でそれなりに生き生きされているような気がしなくもないです。
この酒蔵、問題は冬場、めちゃんこ寒いことです。足元からビビビと冷えてきます。
このコメント、酒蔵オフィスからお送りします。
投稿情報: renny | 2007年6 月29日 (金) 14:55
石油開発業界では、社内外を問わず「オフサイトミーテイング」というのが普遍的に行われています。日常業務に煩わされることなく、リゾートのゆったりした気分の中で種々議論することにより、普段よりはCreativeな発想が出来ます。オフィスは毎日いるところだから、どうしても「慣れてしまう」ことは貴兄ご指摘の通りですよね。
投稿情報: nobbypapa | 2007年6 月29日 (金) 13:44
創造的な発想は非日常的な場で生み出される事が多いです。
初めて訪れたカフェ、荒川の河川敷、機内、図書館など。
慣れた場所だと頭が緊張感を持っていないので、あまり動かないのではないでしょうか。
発想に行き詰ると私はシステム手帳片手に事務所を出てカフェに行くことが多いです。あるいはちょっとしたプチ旅行に行ったり。ある程度自由な身じゃないと実践できないかもしれませんが・・
投稿情報: TK | 2007年6 月29日 (金) 03:20
日経ニューオフィス賞てありますね。
オフィスがユニークだとクライアントが興味
をもち そちらの会社を見てみたいと足を運んでくれる。これはこちらから出かけていく手間がはぶけていい・・らしいです。
投稿情報: yuri | 2007年6 月29日 (金) 01:04
創造的である為には、オフィスデザインよりも誰と一緒に仕事をするかの方が影響が大きいように思いました。
多くの人と出会えるオフィス(人の出入りが頻繁な)が良いですね。
↑僕の個人的な理想です(笑
投稿情報: 坂本 | 2007年6 月29日 (金) 00:12
オランダの話題が出たのでコメントを(笑)。あくまで僕の個人的な経験の話にすぎませんが、オランダのオフィスは日本よりも頻繁に引越し(席替え)をするような印象があります。もちろん、こっちは人材の流動性が日本よりも一般的に高いですから、そもそも人が入れ替わるということもあります。
またオランダでは、社員たちがコーヒーメーカーの前で非公式の会議を持つことが多く、コーヒーメーカーの前にリラックスできる空間を設けたりして「出会い」の機会を増やしています。ファシリティー・マネジメントの人たちがイノベーションを生み出しやすい環境作りを意識していると感じることが多いです。
オランダではビルの外装よりも内装にお金をかけているという印象もあります。特にオフィス内の植物管理は、日本よりも相当先を行っていると思います。窓拭きなども頻繁に行っています。他にも一杯思いつきそうなんですけど、ここらへんで。
投稿情報: NED-WLT | 2007年6 月28日 (木) 23:24