通訳のお兄さんとして

今日はＮＩＬＳ二日目＠札幌。主催者の小林さんの依頼で、二つキモとなるプレゼンテーションで通訳を務めた。

一人目は、Cyworldなる韓国最大手のＳＮＳを作り上げた Yong Jun Hyoung。彼は同社を会員数世界２位、売上ベースでは世界1位のＳＮＳに育て上げて、大手企業に売却したのちに、他の2社を創業して無事に売却してきた。

二人目は、僕も小林さんに薦められていらい愛用しているNetvibes の創業者であるTariq Krim。創業したのは2005年だが、既に世界80以上の言語に翻訳され（しかも、ユーザーの手によって！会社側はやっていないそうだ）、1千万人を超えるユーザーを獲得。欧州を代表するネットベンチャー企業となっている。

プレゼンの内容についてはNILSの約束事でここでは紹介できないのだが、いずれも今後中長期的にインターネットがどのような形で発展していくのか、非常に本質的なポイントに立ち返って示唆に富む議論をされていた。

今回のクロージングセッションともなるNetvibesのセッションののち、小林さんが気を使って、「岩瀬さん、よかったら会社の宣伝もしてください！」と言ってくださった。一言言わないと、会場に来ていた皆さんに、プロの通訳のお兄さんだと思われかねないんだもん。新しい生命保険会社、もし無事に設立することができたら、皆さんどうぞよろしくお願いします！というネットライフ企画のご紹介で、今年のNILSは幕を閉じた。じゃんじゃん。

Have a great weekend!