土曜日の午後、はじめて慶應三田キャンパスを訪れました。目的は、何人かの知り合いからお誘いを受けていた、東京ソーシャルベンチャーズ (SVT) の会合に出席するため。「若手ビジネスパーソンが少しずつお金を出し合い、志あるソーシャルベンチャーに資金と経営ノウハウを提供する」というもの。
HBSは学校をあげて経営ノウハウを非営利団体に活用しようとする、Social Enterprise Initiative という研究・活動を行なっており、留学中はその斬新な取り組みに感動を覚えた。似たようなことが日本でも行われたらよいのにな、と思っていた矢先に、このSVTについて知ったのでした。
今回の会合では、自称「ファンドレイジング(募金集め)オタク」であり、「ファンドレイジング道場」なるブログを開設されている方のプレゼンテーションや、実例として短期間で3千万円近くの寄付集めに成功している新しい学校である龍の子学園の事例などのお話を伺いました。
事業を立ち上げようとしているバタバタの中では、ついつい目の前のこと以外は考えられなくなってしまうのですが、今回は自分の身の回りでできることから社会をよくしようと活動されている方々の迫力あるお話を伺うことができ、大変刺激になりました。
自分自身の活動がまだ始まってもいないのに他の方のお世話をする余裕などはまだまだないのですが、どんな小さなことでもいいので、できることからはじめよう。そう、新たに目を開かされた土曜の午後でした。
いつもブログの更新を楽しみにしています。社会的起業家で思うことがありましたので、引用させていただきました。
日本でもNPOが国家機関と同じぐらい力を持つ日を楽しみにしています。
http://d.hatena.ne.jp/euro-envi/20070423
投稿情報: Euro-envi | 2007年4 月24日 (火) 06:06