お陽さまが出て少しうららかだった今日の午後、衝撃のニュースが入った。発信元は、高校以来のジャズ仲間であるTomo@シカゴ在住。
「件名: ブレッカー
http://www.zakzak.co.jp/gei
いまとなっては、吉野家の最後の牛丼を優先してしまったあの日が悔
(注:http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2006/09/passionate_abou.html のエントリー参照)
テナーサックスの神様と言われていたマイケルブレッカーが、白血病で亡くなったとのこと。57歳の若さだった。
彼は来日回数40回というから、ブルーノートで何度もステージを見る機会に恵まれた。元祖ファンク・フュージョン奏者とも言うべきだったが、一つのジャンルにとらわれることなく、コテコテのバップもふけるし、最近ではクラシックのオケのようなバンド編成でやっていて、そのサウンドはジャズとクラシックの融合を試みた、斬新なものだった。
彼はド天才だっただけでなく、音楽に対して、そして聴衆に対してとても誠実だった。いつでも決して手を抜くことなく、何度も全力で吹きぬいた。その驕ることない姿勢には、学ぶべきところが多い(この点、35分くらいであっさり切り上げてアンコールにも出てこなかったハービーハンコックとは大違い)。アンコールの3回目くらいにテナー一本のソロで吹き上げたRound Midnightは今でも忘れられない。
ご冥福をお祈りします。
初めてコメントします。よろしくお願いします。
今は亡き日本を代表したベーシスト・青木智仁のライブ(昔、六本木ピットインでブレッカーブラザーズナイトというイベントがあったのです)で初めてブレッカーのことを知りました。意表をつくリズムに背筋がゾクゾクしたものです。
また、不定期にコメントさせて頂きます。
* 留学記読みましたよ。
投稿情報: 銀狐 | 2007年1 月19日 (金) 00:35
わたしもこのニュースはショックでした。
(昨日、日経にちょろっと出ていたのを見ました)
エレクトーンをやっている時代に、ブレッカーブラザーズの曲「サム・スカンク・ファンク」を演奏したりしてたので・・・。
本当にご冥福をお祈りいたします。
投稿情報: Megumi | 2007年1 月16日 (火) 19:59