すっかり冷え込んだ金曜の夕方。二人の先輩との会合で、一週間は幕を閉じた。
一人目は、最初の会社の最初のプロジェクトで、直接の先輩となった方。今は大手ITサービス会社の常務となっておられる。こんな形で仕事の話をするようになるとは夢にも思わなかったけど、ネットビジネスでは多方面で力になってもらえる。具体的な仕事の話はさておき、そもそも個人として新規事業を応援してくれるという彼の言葉は暖かく、本当に親身になってビジネスの話をしてくれるのが有難い限り。彼の前にいると、ああこうやって手帳にスケジュールを書き込んでいるのは彼を見て真似たのだなぁとか、こういう口癖となっているコンサル用語も彼の受け売りだなぁとか、一人の新入社員に戻ってしまう。
二人目は、ディナーをご一緒した、転職した二社目の上司。彼については本でも詳しく書いたのだが、日米を股にかけてグローバルに活躍している。今は外資系でももともとは日本の金融機関に所属し、大企業のリソースをフルに活用しながら、アントレプレナー精神を発揮している。起業家精神は必ずしも小さなベンチャー企業でなく、大企業の豊富なリソースを活用してこそ大きなものを生み出せるということを思い知らされる。彼からは、本当に多くのことを学んだし、これからも学び続けるのだろう。今日は、「子供ができてこそ、本当の経営が分かる。従業員は自分の子供のように、patienceと愛を持って育てていかなければならない」というお言葉を頂いた。
彼ら先輩と一緒にいると、本当に何も分かっていなかった頃の自分を思い出し、とても謙虚な気持ちになれるし、他方で自分は8年の年月をかけて、成長してきたなぁと痛感させられる。これからも、大事な先輩たちとの付き合いを大切にしていきたい。
直言して下さる「良き先輩」Mentorと、それを謙虚に受け入れるMentee岩瀬さんが素晴らしい。初心忘れるべからずか?
投稿情報: snowbees | 2007年1 月15日 (月) 06:30
はじめまして。
ちょっと古いですが、私のブログで取り上げさせていただきました。
私も今はベンチャー経営をしております。世代もほぼ同じです。
応援しております。
よろしくお願いいたします。
ご挨拶まで。
投稿情報: yoshy | 2007年1 月13日 (土) 06:29