金曜日は10数年ぶりとなる、駒場時代のクラス会。これまでは仲がいい5~6で集まるだけだったのが、偶然(ブログを読んで)連絡が来た別グループの友人らと共同してそれぞれの知り合いをメーリングリストに加えていったところ、25名に連絡を取ることができた。語学を担当していた教授も、(同級生の一人が大学院に残ったこともあって)連絡を取ることができ、結局先生を含めて15名が集まることとなった。クラスは50名だったので出席率3割、物理的に来ることが出来ない海外赴任組もいることを考慮すると、まずまずの結果か。
場所は僕の提案で、本郷の安い旅館で行なうことに。仲がいい5人は宿泊を前提で一部屋を取り、早めに集合して一風呂浴びてから皆を待ちながら麻雀。お座敷で宴会をしてから、皆で上に上がって狭い部屋で体育座りして飲み続ける。なかでも楽しかったのは、遅れて来た人に全員の名前を言わせるゲーム(普段付き合っていないグループなので、意外と一人くらい思い出せなかったりする)と、検事になった友人による実践取調べ講座。学生時代はちょっとおっちょこちょいで愛されキャラだった彼が、今や地方でコワモテの検事となっているのは不思議な気分だったが、クラスでも一番ワルかった別の友人を被疑者にして、「ほら手は膝の上」「ちゃんと目を見ながら話せ」とかやっていると、なかなかさまになっていた。
それにしても、学生時代の仲間と集まると、例えば子供に対してunconditional loveを感じるように、何も考える必要なく、無条件に落ち着き、優しい気持ちになれるものだ。それは懐かしいとかだけでなく、彼らと過ごす時間を通じて、僕らは自分たちがどこから来たのか、自身の歴史を確認することができるからかも知れない、そんなことを考えながら、本郷3丁目の雀荘の三次会へ向かっていた。
最近のコメント