先日アナウンスした新規事業に関連して、皆さんのお知恵をお借りすべく、フォーカスグループインタビューを実施させて頂きたいと思います:
日時:11月11日(土) 10~12時、14時~16時の2回
対象者: 生保(含む医療保険)に加入している、または加入を検討されている方 各6名ずつ
その他詳細: こちらまで
いつもお願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願いします!
<追記>
既婚者の方、大歓迎!
先日アナウンスした新規事業に関連して、皆さんのお知恵をお借りすべく、フォーカスグループインタビューを実施させて頂きたいと思います:
日時:11月11日(土) 10~12時、14時~16時の2回
対象者: 生保(含む医療保険)に加入している、または加入を検討されている方 各6名ずつ
その他詳細: こちらまで
いつもお願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願いします!
<追記>
既婚者の方、大歓迎!
去年流行った本だけど、遅ればせながら「ブルー・オーシャン戦略」を週末に斜め読み。いま考えている新しいビジネスとも親和性が高く、すっと落ちて納得が行く内容だった。なんとなく自分のなかで「こうしなくちゃ」と考えていたことを、過去の事例とともに、フレームワークを持って整理してくれた。
最近気に入っていたビジネス関係の書籍・記事は、HBS Christensen 教授の "Innovator's Solution"(有名な Innovator's Dilemma"の続編)と、同じく HBS Moon 教授の "Reverse Positioning" (HBS May 2005 の"Break Free from the Product Life Cycle")だが、この二つもブルー・オーシャンも、結局は言っていることは同じ。既存の枠組み・土俵で競争をするのではなく、まずは過剰になっている機能要素を必要最小限にそぎ落とし、次に顧客に新たな価値を提供する新しい軸のサービスを提供すること。Jet Blue や Ikea の事例をイメージすると、分かりやすい。
これは言うは易しだが、実践が難しい。その実践の部分を、よりシステマティックに、方法論を提供しようとするのが「ブルー・オーシャン戦略」だった。新たに取り組んでいる事業でいえば、既存の事業者は顧客たる一般消費者の方を向いておらず、違う側面での機能アップグレード競争が起こっているように感じる。ここで丸っきり土俵を変えて、既存の競争のバウンダリーにとらわれることなく、もっと広い範囲で顧客のニーズを理解し、本当に私たちが望むような商品サービスを提案することができたら、大きなインパクトを持つことができるはずだ。
友人で、このようなビジネス書は意味がない、と言っている人がいた。僕も少し前までは、そう考えていた。しかし、世の中を大きく動かすのは、結局のところアイデアであり視点である。梃子さえあれば地球を動かせる、そう言ったのはアルキメデスだったっけ。世の中を変えていくアイデアを求めて、努力を続けたい。アイデアある方は、お知恵を貸してください!
金曜日は10数年ぶりとなる、駒場時代のクラス会。これまでは仲がいい5~6で集まるだけだったのが、偶然(ブログを読んで)連絡が来た別グループの友人らと共同してそれぞれの知り合いをメーリングリストに加えていったところ、25名に連絡を取ることができた。語学を担当していた教授も、(同級生の一人が大学院に残ったこともあって)連絡を取ることができ、結局先生を含めて15名が集まることとなった。クラスは50名だったので出席率3割、物理的に来ることが出来ない海外赴任組もいることを考慮すると、まずまずの結果か。
場所は僕の提案で、本郷の安い旅館で行なうことに。仲がいい5人は宿泊を前提で一部屋を取り、早めに集合して一風呂浴びてから皆を待ちながら麻雀。お座敷で宴会をしてから、皆で上に上がって狭い部屋で体育座りして飲み続ける。なかでも楽しかったのは、遅れて来た人に全員の名前を言わせるゲーム(普段付き合っていないグループなので、意外と一人くらい思い出せなかったりする)と、検事になった友人による実践取調べ講座。学生時代はちょっとおっちょこちょいで愛されキャラだった彼が、今や地方でコワモテの検事となっているのは不思議な気分だったが、クラスでも一番ワルかった別の友人を被疑者にして、「ほら手は膝の上」「ちゃんと目を見ながら話せ」とかやっていると、なかなかさまになっていた。
それにしても、学生時代の仲間と集まると、例えば子供に対してunconditional loveを感じるように、何も考える必要なく、無条件に落ち着き、優しい気持ちになれるものだ。それは懐かしいとかだけでなく、彼らと過ごす時間を通じて、僕らは自分たちがどこから来たのか、自身の歴史を確認することができるからかも知れない、そんなことを考えながら、本郷3丁目の雀荘の三次会へ向かっていた。
卒業後、進めてきた仕事ですが、今日大株主より発表:
http://www.monexbeans.net/pdf/press/mbh/press2006_10_25_netlife.pdf
本会社の取締役副社長を拝命しています。
45兆円の生保市場に新しい風を起こすべく、これまでになくunique + creative な商品サービスを産み出せたらと考えています。一緒にやっている仲間も、最高です。
せっかく、まっさらな状態からビジネスを造れるんだから、自分にしかできない、新しくて本当にいい会社を造ろう。
当局から来年夏過ぎを目処に免許を頂けるよう、コツコツ頑張っていきたいと思います。
皆さんには途中の過程で色々助けてもらうと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
<本日夜9時過ぎ 追記>
マネックス証券CEO 松本大のつぶやき (以下、全文引用):
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
10月25日 <フロンティア>
私はフロンティアという言葉が好きです。フロンティアとは
西部開拓が行われていた時代の、開拓地の最前線を意味します
先端領域、未開拓の領域、最新分野なども意味します。
屯田兵より防人の方が気性に合っており、チャレンジ(挑戦
やはり大好きで、冒険とか、アドベンチャーとか、そういうことに心
キします。
小さい頃からのタチで、家の近くの川(川と云っても生活用水を流す
川でしたが)に冷蔵庫か何かを段ボール箱に詰める発泡スチロールを
てて浮かべ、延々と川下りをしたり、「東に行こう
友達と延々と東に向かって歩き続けたり、そんなことをしょっちゅう
した。
外資系証券会社に就職したあとも、やはりそれまでに日本になかった
を作ったりとか、フロンティアを拡げる仕事を好んで選択してきまし
マネックスというライフワークも同様です。本日、マネックス
ホールディングス(MBH)は、中間決算業績発表や配当方針につい
を行いましたが、同時に「ネットライフ企画」という会社の設立も発
た。これは新しい形の生命保険ビジネスを創造しようとする人達と出
そのチャレンジに対してMBHが出資をし、一緒に新たなフロンティ
ていく試みです。
フロンティアの先は、いつだって見えません。自分たちの心の中にあ
を頼りに進むだけです。詳しくはホームページからプレスリリースを
たいのですが、新たなチャレンジを応援して頂けると幸いです。
新連載、といっても月に1~2回程度ですが、日経ビジネスオンラインで投資ファンド関連の記事を書くことになりました。第一弾が、日本時間16日午前零時にアップされる予定です。check it out !
URL→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20061010/111398/
しかし、さすが天下の日経ビジネスというだけあって、いつもの100%主観・フィーリングによるブログ調の文章を書いたら、「もう少しきちんとしたものをお願いします」と言われ、たくさんご指導いただきながら、グラフなども入った、いつもよりかっちりした内容になりました。メッセージ自体は、以前から主張していることと変わらないのですが。
今後も、海外のヘッジファンド・バイアウトファンド関連の話題で面白く、日本にも色々な示唆がありそうな話題を取り上げたいと思いますので、海外組の皆さん+業界関係者の皆さん、ネタの提供を、引き続きよろしくお願いします。
ある平日の夜。自宅で湯船につかりながら、ふと思い出した。
まだボストンにいた頃、あの外国の平べったいバスタブ(しかも我が家のは栓がきちんと止まらず分速350mlくらいのスピードでお湯が抜けていくのだったが)に寝転がり、かろうじて体全部をお湯につけながら、日本のお風呂を恋しく思い出していた。日本に帰ったら、毎晩たっぷりのアツアツのお湯に漬かることができる!なんて日本人は幸せなんだ。早く東京に帰りたいよぉ。
ボストンの寒く乾燥した冬がそんな想いをいっそう強くさせていたのだろうが、あのとき思い描いた自宅の風呂の情景は、学生時代にスキーにいった冬山で、降りしきる雪のなか入った露天風呂そのものだった。
それが、東京に戻ってきてからというものは、おそらく最初の数日でそんな湯船への想いは消え去り、今では歯を磨くのとさして代わりのない、日常の一場面と化している。
同じくボストンにいた頃、時折HBSのカフェテリアでさして旨くもないランチを食べながら、考えた。日本ではなんてことのない定食屋で、あれだけ美味しいご飯が食べられる!あぁ、なんて日本人は幸せなんだろう。東京に帰ったら、毎日噛みしめて食べよう。
案の定、こちらの方も、毎日赤坂の各種ランチスポットで美味しいお昼を食べているのだが、それもまた日常になってしまい、会話に夢中になっていたりして何を食べたかも噛みしめることないまま、食事を終えてオフィスに戻る毎日になっている。
思うに、私たちをもっとも幸福から遠ざけているのは、この「慣れ」だと思う。最初は感動しても、それが日常になってしまうとそれはあって当然のものと思うようになり、なんらありがたみを感じることなく、次なる幸せを求めてしまう。どんなに眺めがよい豪華なオフィスに引っ越しても、毎日夜までそこで過ごしていると、そこにいるのが億劫になってしまう。毎日高級寿司を食べていたら、どんなに美味しい寿司を食べても、それは毎日コンビニおにぎりを食べている人が感じるものと変わらなくなる。どんなに美人の女優と結婚しても、おそらくすぐに慣れてしまって、美人であることはなんらメリットでなくなってしまう(のではないか、女優と結婚したことないのであくまで推定)。次の幸せのための飽くなき追求は、掘っても掘っても掘り続ける、もぐらのようなものだ。
逆に、当たり前のものを奪われていたときに、それを手に入れたときの喜びも思い出す。中学時代の夏、サッカー部の練習中。水を飲むのはいけないとされていたため、数時間汗びっしょりで走り回りながらも、水を飲むことが禁止されていた。その禁が解かれたときの、あの潤い!砂漠でオアシスを見つけた旅人の気持ちを、味わうことができた。あるいは、海外から久々に帰国したときの、あの和食の美味しさ。快楽ともいえる天にも昇る気持ちは、普通に暮らしているとなかなか味わえない。
だから自分に言い聞かせたいのは、don't take anything for granted ということ。いま自分が当然としている生活、身の回りの人たち、すべてが毎日リセットされ、まっさらな気持ちで味わうことができるならば、毎日が潤うに違いない。こんなに素敵な人たちと一緒に時間を過ごせるなんて。こんなに美味しいものをお昼に食べられるなんて。こんなワクワクするプロジェクトに取り組めるなんて。こんなに過ごしやすい季節を堪能できるなんて。つらいことだってあるし、悩みだってあるけど、何もないところから比べれば、それもすべて贅沢であるということに気がつく。
もしこのような気持ちに、毎日ちょっとだけでもなることができたら、私たちの生活がどれほど豊かなものになることか。
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