「文化の秋」だからというわけではないが、先週は文楽、今週は歌舞伎を見に行ってきた。文楽は「仮名手本中心蔵」、歌舞伎は「菅原伝授手習鏡」と、いずれも名作中の名作。視覚的な様式美に加え、流れる心地よい三味線と語り、含蓄のあるストーリーの内容と人間味あふれる演技を、すっかり堪能することができた。日本に帰ってこれて、本当に幸せと感じる瞬間。
僕は凝り性だということはかつて書いたことがあるが、文楽はここ数年間、プチ凝りの対象。東京でやる年4回の公演はできるだけ見に行き、関連する本は10冊くらい持ってるし、版画の浮世絵も、ちゃんと額入れしていっぱい家に飾ってある。オフィスでバリバリの外資系ビジネスマンっぽく仕事をしているときも、アイポッドのイヤホンから流れているのはなぜか義太夫による「菅原伝授手習鏡・寺子屋の段」だったりもして、一部台詞が言えたりする(←ここまでいくと、我ながらちょっとやりすぎ)。
なぜここまで惚れ込んでいるか、舞台を見ているときのなんともいえない快楽を客観的に分析すると、
① 舞台セットや人形の衣装、配置など舞台全体の美しさ
② 近松門左衛門などが作り上げた物語の面白さ(恋愛もの、時代ものともに)
③ テクストの言葉の美しさ(日本語の美しさ)
④ まるで生きているかのような人形の息遣い
⑤ 三味線の音色、リズムの心地よさ
⑥ 太夫の声の心地よさ、迫力、演技力
⑦ occasionとしての観劇の楽しさ(お弁当食べるのが楽しい)
といったところだろうか。
昨日、文楽現役のトップであった吉田玉男(人間国宝)が亡くなったとのニュースが流れた。残念だが、87歳の高齢にもかかわらず、昨年までは舞台に出ていたそうで、最後まで現役をということで引退宣言はしていなかった。数年前、もしかして最後になるかもと思い、仕事を休んで大阪まで行き、彼が使う曽根崎心中を見に行ったのが懐かしい。
日本が世界の誇れる素晴らしい伝統芸能として、できるだけ多くの若い人に知って欲しいと願っているし、大切に継承して欲しい。将来ノンプロフィットをやるとしたら、文楽のマーケティングや国際展開、財務周りなどをお手伝いしたいと本気で考えている。どなたか、関係者にお知り合いがいらっしゃったら、よろしくお伝えください。
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投稿情報: wbondarmunw | 2008年5 月 2日 (金) 09:44