ビル・エヴァンスがソロで弾いている "Easy to Love" が大好きで、いま目をつぶって聴いていたのだが、音が全然古くない。50年前の録音なのに、今日弾いたといってもまったく違和感はない。政治も、経済も、社会も、物価も、あらゆるものが大きく変化したのに、センスいい音だけはまったく変わらない。
今週は電車の中づりで文春さんが文庫本の広告を出してくれているみたいで、何名もの方から「みたよ~」という連絡を受けているのだが、本を読んで一番嬉しかった感想は、「全然古いと感じなかった」というものかな。まぁ、3~5年前の話になりますが、それでも世の中は結構変わってきているわけで、にもかかわらずある種の「新しさ」を感じてもらえるならば、このうえなく嬉しい、というわけです。
最近のコメント