久しぶりに、前職の上司に会った。リップルウッドに移ってから留学するまでほとんど二人っきりで仕事をしていたので、プロフェッショナルとしてのいまの自分を作ってくれた、恩人である。
せっかくなので、彼から学んだことを、思い出してみた:
- 感受性。日経新聞の何気ない記事を読んでいても、面白いインプリケーション(示唆)を見い出す。
- 勝負事で一番大切なことは、観察力。相手の動向を注意深く観察し続ける。
- never, never, never give up。もうだめだと思ったところから、勝負ははじまる。
- 早咲きした人で、晩年まで成功し続けた人は少ない。人生のピークは、むしろあとの方に持っていけた方がいい。
- 大切な人には、手書きでお礼状を書く。
- 大事なミーティングの前には、自分が話したいポイントを手帳にメモって整理しておく。
- 実務家であり、同時に学者たれ。論文なり本を書いておくと、あとあと役立つ。
- 相手が目上の人であっても、自分が正しいと信じることは恐れずに主張する。
- 大きな流れを読んで、我慢して、人と逆張せよ。
- 失意泰然 得意淡然
物事がうまくいかなくても、あせらず、どっしり構える。うまくいっているときは、おごらず、つつましくする。
もっとあるのでしょうが、これだけでも、本当に大切なことを近くで学んだのだなぁ、と痛感。やっぱり、誰と一緒に仕事できるかは、社会人としての成長を大きく左右するものですね。
いつもながら為になります。これからも岩瀬さんが学んだこと、出来たらどんどんOutputしてもらえるとすごく勉強になります。自分もHarvard狙います。
投稿情報: mak | 2008年10 月 9日 (木) 15:53
細やかなところまで配慮の行き届いた素晴らしい上司ですね。一番最後の「失意泰然 得意淡然」って心掛けてはいても、どうしても顔に出てしまうので難しいです。
投稿情報: passer-by | 2008年10 月 9日 (木) 13:50