朝、たまに保育園に子供を送っていく。スーツ姿で子供乗せて自転車乗ってる自分の姿に「オレ、子育てパパ風」と自己満足。
しかし、夏でプール遊びがはじまってからは、ロジスティックスが大変。
- 連絡帳はこちらに入れてください
- 水着をこのボックスに入れてください
- このボックスに名札を見つけて、タオルをそれに巻いてください
- プール後の着替えを、このタグで巻いてください
- 水泳バッグはこちらに入れてください
- 持ってきた洋服やオムツとかは、ここに入れておいてください
- 持ってきた袋は、ここにかけておいてください
毎朝やっているママはいいのだろうが、私のようにたまにしか来ない「気まぐれ子育てパパ」には、頭が痛くなるようなオペレーション。マクロビ家庭の我が家は「今日のおやつはカステラらしいから、代わりの玄米クッキーを渡して」と言われているのに、上記のロジをやっているうちにすっかり忘れてしまい、帰ってから怒られる始末。
考えてみれば、数10人の子供をプールで遊ばせて、そのあと洋服を着させてなどやるには、ここまで「流れ作業」にしておかないと、大変なことになってしまうのだろう。保育園側の業務フロー設計能力には感銘を受けた。
でも、プール後のお着換えだったら、流れ作業よりも、一人ずつ着替えさせていくセル生産の方が向いているのでは?キャノンの事例研究でもプレゼントしようかしらん。
でも、あれよね!
プールから出てきた子供の髪の毛をよ~くタオルで拭く。身体もよ~く拭く。オムツをはかせる。シャツや洋服を着せる。水着、タオルを絞って水着袋に仕舞う。っていう工程を「一人屋台生産」でやった場合、保母さん達のスキルがほらっ…!身体は拭かない、オムツは逆さ、洋服は後ろ前、水着・タオルは“びしょびしょ”のまま水着袋に入れるなんて保母さんが出ちゃって、風邪をひいたり、お漏らししちゃったり…。すると、一人屋台生産後に検査員が登場して、一人一人の子供がキチンと完成されているかをチェックすることになる…? って考えると、流れ作業の方が均一に完成品が出来る?
保険で考えると…、ある所まで「一人屋台」でやっていて、いざ保険金の請求ってなったら、契約時病気だった?ってことで、支払われなかったり、逆に払っちゃいけないものを払っちゃったり… で、信頼を損ねた時期があったりして、だから、流れ作業とは言えないけど、各工程を人を代えてチェック・チェック・チェック… って方向に向かっている。
そんなことを、示唆するために、貴殿がこの出来事をブログに記したのではないか?とか考えながら読ませて頂きました。いつも勉強になります。
投稿情報: sugiyamahayato | 2008年8 月22日 (金) 08:23