山崎元さんには、ダイヤモンド・オンラインで当社の開業について、詳しく、かつ大変好意的に、ご紹介頂いた(http://diamond.jp/series/yamazaki/10031/)。改めまして、ありがとうございます!
と思っていたら、ご自身のブログで、「恋人に薦める生命保険とは何だ?」ということで、当社の会社概要ページの私の発言、「自分の恋人に、自信を持って薦められる生命保険を作る」という一文について、厳しくも優しいツッコミを頂いていた。
上記のエントリーの中では「いろいろな反論が考えられるし、結論を争う気はないのだが」とのコメントを頂いているので、蒸し返すのもなんなのだが、一応、ひとことだけ、補足説明をしたいと思う。
まず、私は結婚した夫婦といえども、単なる「同居人」になるのでなく、生涯を通じたベストフレンドであり、恋人であり、家族でありたいと考えている。したがって、「恋人」という言葉を「婚前・婚外の関係」に限定することなく、「ドキドキする愛情を感じる相手(含む、夫婦)」と定義したい。
また、恋人であれ夫婦であれ、お互いにとってなくてはならない関係でありながら、同時にお互いが独立して力強く立っている、二人の人間でありたいと考えている。ひとりひとりが独立していながら(もちろん、必ずしも経済的な独立ではなく、気持ちの上で)、それでいて、お互いがあることで、より一層際立つ、そんな二人でありたい。
かかる視点から当社の医療保険についてみると、これはシンプルな入院保障を中心としたものであり、「大きな医療費のための保険」というよりは、「入院中の差額ベッド代などの諸経費」に加えて、「入院している間の所得保障」といった意味合いを持つ。
入院中はもちろん、物心両面において最大限のサポートをするが、同時に、独立した存在としての自尊心を保ってもらえるよう、休職中の収入の一部は確保してもらうために、大切な人に、医療保険を薦めたい。一生涯、君を守り続ける保険を。
次に、当社の死亡保険についてみると、かけ捨て型で特約や解約返戻金がない、いわば「素泊まり」の旅館、あるいは「すっぴん」のような保険である。
ここに、私たちライフネットの、愛する人へ込められたメッセージを、受け取って頂けないだろうか。
飾らない、ありのままの姿、すっぴんの素顔こそが美しいという、私たちの世界観を。
無添加な、オーガニックなものを、大切にしていきたいという、私たちの想いを。
うまれたばかりのライフネット生命には、たった、二つの商品しかない。しかし、それらの商品には、上記のような想いが込められており、そこには、一生涯への恋人へ捧げるメッセージが、流れているのだ。
無認可恐妻組合員 岩瀬大輔
いずれにしても、保険事業に携わる方が「大切な人を想う」という視点でサービスを設計されていることは素晴らしいです。
金融業界の人間は、リスクヘッジの世界に囚われ、保険事業を「もの」中心のビジネスにしてしまっています。本来は「人」中心のビジネスであるはずなのに・・・。「大切な人に、必要なお金(想い)を残す」。保険事業は、本来もっとも愛のある事業だと思うのです。競合になる立場かもしれませんが、岩瀬さんを応援してます。ぜひ、この想いを貫きとおしてください。
投稿情報: HIRO | 2008年5 月28日 (水) 23:58
こんにちは。
岩瀬さんもキョーサイ組合員だったんですね。こちらの組合からはなかなか抜けられそうにありません。(笑)
投稿情報: rennyです | 2008年5 月28日 (水) 18:49
山崎さんも、エントリーのコメント欄で、下記のように書いてくださっています!
「尚、本件のエントリーは、本気で難癖を付けるつもりで書いたものではありません。ダイヤの記事とは別の話題で、ライフネット生命を紹介する、というのが記事の意図です(念のため!)。」
投稿情報: Daisuke | 2008年5 月28日 (水) 13:43
敢えて “恋人” というキャッチーな言葉を使った為に揚げ足を取られてしまいましたね。無難に “親友” とかにしておけば揚げ足も取られずに済んだかも知れませんね。でもそれだと宣伝文句としてはイマイチなのでしょうね。
投稿情報: ryota | 2008年5 月28日 (水) 13:33
恋人の定義には、なるほどな、と思いました。
そして、解約返戻金=0というのは、これまでもあった商品ですが
商品にこめられた想いと解約返戻金=0がしっくりきて、これまた、なるほどなと思いました。
解約返戻金=0はこれまでもあったことですが、ふつうにせしめないコンセプトですね。
投稿情報: mai | 2008年5 月28日 (水) 06:56
有名になってくるといろいろな雑音(貴重なご意見?)を耳にされることが多くなってくるかと思います。そんな時はスルー力を発揮してがんばってくださいね!
私はもちろん岩瀬さんの味方です。応援しています!!
投稿情報: cowa | 2008年5 月27日 (火) 22:55
返しのエントリー楽しく読みました。岩瀬さんを少しだけ知っている身としては(味方のつもり)、山崎さん節をハラハラと読みましたが、いずれの記事も超好意的でホットするとともに、感じ方の違いがわかって面白かったです。
僕は山崎さんのファンで書籍は大方読んでいます。それゆえに氏の保険に対する発言は、現役の保険外交員のときには自己の存在を否定することになり、悩んだものです。ネットライフは、僕がやりたかったけど全くできなくて業界を去る原因となったことたちをやりとげてくれる保険会社だぞと期待しています(というか応援しています)
投稿情報: テル | 2008年5 月27日 (火) 22:26