会社のみんなで早い夜食を食べに行ったときの話。はじめて入った店で「松・竹・梅」と選択肢を突き付けられた。
Sは迷わず、一番安いのを選んだ。これで十分、堪能できます、とのこと。
Mは迷わず、一番高いのを選んだ。この店の真価を問うには、一番のものを食べてみなければ、とのこと。
こういうときに一番、フンギリつけられないのが、ワタクシ。うじうじ悩み、安いの、やっぱり高いの、とぶれたあげく、結局、真ん中のを注文。
このような判断、もちろん胃袋と財布の大きさも関係するが、それ以上にすごく性格出るなと思った。ウェイターの言葉や周りの人の判断躍らされず、自分の選択に自信を持てるか。なんとなく流れを見て、中道を選んでしまうか。自分が本当は何を求めているのか、どんな人間なのか、分かってないから?
牛丼屋ですら、「やっぱりみそ汁もウマソウ」と、周囲に心流されてしまうワタクシ。一瞬の迷いもなく、梅か松注文できるようになるまで道のりは険しい。
いつも楽しく読ませて頂いています。
真ん中を選ぶというのは多くの人達が持つ心理的に安心感・納得感のある決定なのでしょうか。以下、「経済は感情で動く―― はじめての行動経済学 」マッテオ モッテルリーニ (著)からの引用です。
□三つあると真ん中を選ぶ:
寿司屋のランチメニューで「特上・上・並」とあれば、「上」の注文がいちばん多い。一般に、三つの選択肢では真ん中が好まれる。売る立場でいうと、4000円と5000円の類似商品があって、値段の高いほうを「売りたい」と思えば、6000円という選択肢を追加すればよい。
これを合コン(男:女=3:3)に当てはめると、自分が真ん中にくるような人選をすれば成功率が上がる?なんてことを考えてしまいました。
投稿情報: fumi | 2008年4 月22日 (火) 18:36
休日出勤して本日臨時休暇の為、留学記読んでます。読むの疲れました。濃すぎます。最高!!ありがとうございます。
投稿情報: まーしー | 2008年4 月17日 (木) 15:26
はじめまして。
日経新聞で会社の存在を知って以来、定期的にブログ見ています。先日記事にもあった『営業はサイエンス』買ってしまいました。『ハーバードMBA留学記』今日買っちゃいました。半蔵門のマックに併設してある山下書店で。ブログいつも面白いですね。また来ます。
投稿情報: まーしー | 2008年4 月16日 (水) 22:36