留学中によく考えさせられた「何のために働くのか?」という問い。昨日の日経記事は注意深く読んで頂くと分かるのですが、いわゆる「ワークライフバランス」についての問題意識は述べられているものの、実際に「ばっちり、公私のバランス取れています!」と言っている訳ではない。
インタビューなどでは「心がけたい」「考えなければならないテーマだ」と話しているものの、実生活でワーク/ライフのバランスを取るのは至難の業。
帰国当初は、「平日も週に○回は家でご飯を食べる」と決めて実践していたのですが、立ち上げが本格化するに連れて、早速それどころではなくなり、平日は朝早く夜遅いし、週末も休日出勤が続く。体調が悪くなって週末しばらく寝込んでいて、起きて仕事に行こうとすると、子どもの家族会イベントが。泣く泣くすっぽかさざるをえないことも。
今朝はついに、冗談のような話なのですが、2歳半の息子に、「ぱぱぁー、また、おうちに きてねぇーーー」と言われてしまった。週刊誌で会社人間のおじさんが言われているのを読んだことはありましたが、ワークライフバランスを標榜しているはずのワタクシが言われるとは。。。はぁー。
実際には勝負の局面ではとにかく・がむしゃらに仕事に打ちこむのですが、そのなかでも、頭の片隅のどこかに、常に「何のために働くのか?」という問いは、忘れずにいたいですね。その思いだけでも、何かが違うはず。
東レ取締役 佐々木常夫「 ビッグツリー
~私は仕事も家族も決してあきらめない 」を読んで感動しました。
投稿情報: kk | 2008年2 月26日 (火) 21:28
日本の会社でワークライフバランスを保つのはなかなか難しいのでないでしょうか?上司がワーク偏重だと部下もワーク偏重にならざるを得ません。上司よりも先に帰ってワークライフバランスを保つなんて中々出来ないです。「何のために働くのか?」と聞かれたら家族を養う為が第一です。その為にはある程度は昇進して給料も増えないと困ります。となるとわざわざ上司の不況を買うことはなかなか出来ないのです。暗黙に残業を強いる上司が悪いと言われればそれまでですが如何ともし難いです。
投稿情報: ジャパニーズサラリーマン | 2008年2 月26日 (火) 16:45
初めて書き込みます。
いつも興味深く拝見しています(留学はしてませんがコンサル→企業投資とキャリアが似ておりますので)
ワークライフバランス、これは僕もものすごく心がけています。子供も2人いますし。
が、現実、なかなかうまく行かないですよね。
「何のために働くか?」これを意識するだけでも、というのはまさしくそう思います。
たまーに家族や自分の時間を犠牲にしてまでもお金を追っかけようか、という気になりますけどね(笑)
理想は家族と自分の時間をある程度確保しつつ、自分がやりたいことをやって、莫大なお金をもらう、ということなんですけど、難しいですよね(笑)
投稿情報: tomo | 2008年2 月26日 (火) 14:08