ここ二日の間で、世界を舞台に活躍する二人の日本人とお話しする機会に恵まれて、大変刺激を受けた。
一人目は、弁護士の土井香苗氏。彼女は大学の同級生で、一緒に司法試験の合格発表を見に行った仲(そのとき彼女は合格し、私は不合格でした・・・)。人権派弁護士と鳴らしていた彼女がニューヨーク大学留学後に選んだ道は、凄腕ロビイング集団のヒューマン・ライツ・ウォッチ。世界各国の首脳にも影響力を持つこの組織に、日本人としてははじめて参画。これから、日本を拠点とした活動を本格化していくとのことで、今後の立ち上げ戦略についてディスカッションをした。
二人目は、西海岸のVC、Doll Capital Management(DCM)の伊佐山元氏。昨年のNILSで出あった彼は、米国の本場で活躍する数少ない日本人のベンチャーキャピタリスト。今はシリコンバレーを拠点に、日本、中国、ヨーロッパを飛び回る生活。DCMはいま米国でも次世代をリードするVCとしての評判を高めており、伊佐山さんは同社のパートナーとして、日本にとらわれず幅広く活躍されている。美味しい朝食をご馳走になりながら、日本で求められるアントレプレナーやVC像についてお話を伺った。
伊佐山さんの上司の方がおっしゃっていたそうなのだが、「これからの時代、日本人だから日本、ということにとらわれずに、母国語とは違う国に行っても活躍できる人材が求められている」。自分はまずは国内マーケットを対象にした事業の立ち上げに携わっているのだが、いつの日かまた、日本を大切にしながらも、世界を相手にした仕事をしたいなぁ。彼らの活躍に胸を躍らせながら、そう思ったのだった。
> NOKOさん、
ピースボートやられていたのですね。素晴らしい!土井さんは、本当に凄い人です。昔から(そして今も)、まったく頭が上がりません・・・(笑)
> kyさん、
私も最近はこういう感覚を持ち合わせていなかったので、彼らとの出会いはとても刺激になりました。
> alangさん、
上海でのご活躍、お祈りしています!
投稿情報: Daisuke | 2007年8 月31日 (金) 07:34
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
このブログでご紹介のあった方々は、とても刺激的な方々で、
本当に勉強になります。
土井香苗さんて、私の理想のような方です(笑)
私など本当に足元にも及びませんが、唯一の共通点は、
ピースボートでボラスタをして、地球一周の船旅をした事でしょうか。
土井さんのような、才能豊かな方も乗ってたんですね。。。
皆様の今後のご活躍心からお祈りしています!!
投稿情報: NOKO | 2007年8 月25日 (土) 21:49
土井さん、活躍の場がどんどん大きくなってきてますね。
大いに刺激になりました、どうもありがとうございます。
投稿情報: ky | 2007年8 月24日 (金) 12:59
いつも楽しく拝見させていただいております。自分は日本の大学を卒業して現在上海で携帯関係の会社の立ち上げをしております。
2007年7月から動き初めているので、立ち上げのブログ大変参考になります。
母国語とは違う国に行っても活躍できる人材になる。
この言葉、とても心に響きました。
この壁が今自分の前に立ちはだかっています。
言語という壁を乗り越えたら後は能力と能力のぶつかり合いで国境は関係なくなるのでしょうけど、その言語(中国語)の壁をまだ破れていないので乗り越えられるように頑張りたいなと思います。
投稿情報: alang | 2007年8 月24日 (金) 11:20