「学び続ける組織作り」を標榜する当社では、毎週水曜日、社内勉強会を行っている。といっても、奥の会議室でお弁当を食べながら小1時間、持ち回りでテーマを決めて、発表しあっているだけですが。今日のお話は、『生保事務のプリンス』(と社内で勝手に呼んでいる)であるF氏による、「生保事務の現場から」といった内容。これが新契約から保険金支払まで、多岐にわたって保険会社の裏側を垣間見ることができて面白かった。
一つの例は、「ブログチェックで行う 新契約査定」。保険に加入する際には、「職業欄」や「危険な趣味・スポーツ」などを申告しなければならない。最近は不払いにされるのが嫌なので、一応ほとんどの人が正直に書くらしいのだが、それでも例えば「趣味はグライダーなのですが、年に1回やるかやらないかです」と補足説明をするとのこと。それを、その人の名前をネットで検索すると、「今週も行っちゃった!ハングライダー」みたいな風に、生活の実態が分かってしまったりして、査定の材料に使えるとのこと。
アメリカでは人材を雇う際に、まず人事部がレファレンスチェック代わりにウェブ検索を行うということがよくニュースになっている。そこで過去のこと(例えば学生時代に偏った政治活動を行っていたなど)が判明したときに、採用にどのように考慮するか?などの問題。個人にとっては、うかつに本名で表に出ることを避けた方がよい、ということだろうか。これと同じことが、生命保険の新契約査定の現場でも、少なからず行われているみたいですよ。ネット時代、嘘はつけない、悪いことはできなくなっている、ということなのでしょうか。
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投稿情報: evimlfjo uhvzoyicd | 2008年7 月12日 (土) 17:57
新契約査定2.0 非常に鋭い視点
岩瀬さんの書いたこの文の意味を
真に理解する人にとっては、
(私ももう少しいろんな角度から分析すべきだけれども)
この新規約査定の手法革命的に
いろんなアプリケーションが可能ですね
投稿情報: 医療ベンチャー社長 | 2007年6 月21日 (木) 10:51