土曜の夜は、今年の夏からハーバードビジネススクールに留学されるClass of 2009の皆様にお招きされ、壮行会。家族連れで行ったのだが、皆さんも恋人・婚約者・配偶者連れで来ていて、MBAらしい家族的なイベントとなった。
印象深かったのは、新入生のバックグラウンドがこれまでよりも多様化していること。銀行・証券・商社・コンサルなどの出身者だけでなく、会計事務所や中小企業、また地方のファミリー企業出身者がいたこと。皆さんには日本を幅広く代表してもらいたいので、その意味ではこの傾向は望ましいといえるだろう。
当日は、「パソコンは買っていった方がいいのか、現地で買った方がいいのか?」といった事務的な質問から、「どうやって授業を乗り切るか?」という質問まで幅広くお話したのだが、一つだけ皆さんへアドバイスということでお伝えしたのが、「一つ一つの感動を書き留めておこう!」ということ。
留学生活は非日常の連続なのだが、人為的に毎日が刺激あふれるように作られている。したがって、通常生活しているのに比べて、何倍もの刺激・感動を経験することになる。他方で、これらはなかなか形がない学びであることが多いため、メモしておかないと忘れてしまう。
自分でも「何かすごく勉強になったが、何を学んだのかよく分からない」という状況になりかねない。また、ビジネススクールの教育は「ふーん」とインプットだけしてもしょうがなく、なんらかの形で実務においてアウトプットに結びつけなければ意味がない。
したがって、どんな形でもいいので、一日一日、身の回りで感じたこと、クラスメートとの対話、学びになって将来役立ちそうなことを書き留めておこう。留学の最大の財産は、このような日々の小さな感動の集積にあるのだから。本当は、留学中じゃなくても、これをやれたらよいのですけど、ね。
アメリカヘ留学に出発されるかたへどんなプレゼントをすれば 喜ばれますか?アドバイス下さい。
投稿情報: チカ | 2007年5 月22日 (火) 02:38
ひょっとしてトラバ許してないですか?
[thought] B-schoolに行ってる人はもっとオープンにすべき
http://d.hatena.ne.jp/shingoy103/20070522/1179761654
投稿情報: shingoy | 2007年5 月22日 (火) 01:16
サラリーマン生活。なかなか感動することに遭遇することはありませんが、それ故に貴重な”瞬間”を書き留めておくことはいいかもしれませんね。
投稿情報: 高木 | 2007年5 月21日 (月) 23:49
感動したことをメモるんですね。なるほどです。blogにアップでも良さそうです。
投稿情報: usukey | 2007年5 月21日 (月) 13:56