日曜日の午後は、先日お知り合いになった方がチケットを取ってくださり、グループで文楽鑑賞。国立劇場は外部業者と委託して託児所を施設内に設けているので、子持ちの人も観劇を楽しめるのがありがたい。二人の子どもを長時間預けて、たっぷり堪能できました。
演目は「絵本太功記」。明智光秀(劇では「武智光秀」)を主人公として、主君を打って裏切り者になってしまったことを悲しむ彼の家族と、信長の跡継ぎとなろうとする秀吉(「真柴久吉」)との対決を描いた物語。一番見せ場である「尼崎の段」では、人形遣い・太夫・三味線で計4名の人間国宝が熱演する、贅沢な舞台となった。
そして最後は、舞台裏の楽屋へ!吉田勘弥さんが丁寧にご対応してくれて、ついに人形までもたせてもらった!念願です!思ったよりずっしりとしていたけど、首を傾けたり手を動かしたりと、思う存分体験。小さい子供は自分よりも大きな人形を見て、こわいよーを連発。夢に出たのが、いつになく夜鳴きがすごかった。彼も文楽好きに育つかな。
初めまして。「ハーバードMBA留学記」を読ませていただき、感激して以来、こちらのブログもときどき拝見させていただいています。私は通訳ガイドのたまご(といっても歳はかなりくってるんですが)なので、今回の文楽の記事、とても参考になりました。私自身、文楽をまだ生で見たことないのです。ガイドの中でも、歌舞伎、能までの方が多いと思います。大変貴重な日本の伝統芸能。今度絶対鑑賞してきます!!
投稿情報: keiko | 2007年5 月20日 (日) 08:27