朝、なんとなく気分が春めいていたので、コートなしで出かけた。
それが、なんて寒いこと!
ずっと引きずっていた風邪がようやく治ったところなのに、また蒸し返しそう・・・
季節の変わり目は、体調に注意しましょう。
いちごを食べると本当に風邪に効くよ。そう、フルーツの権威の方に教えてもらいました。
朝、なんとなく気分が春めいていたので、コートなしで出かけた。
それが、なんて寒いこと!
ずっと引きずっていた風邪がようやく治ったところなのに、また蒸し返しそう・・・
季節の変わり目は、体調に注意しましょう。
いちごを食べると本当に風邪に効くよ。そう、フルーツの権威の方に教えてもらいました。
代理店として保険を販売している方が、ぽつりともらした一言。
「お客様にとって『いい商品』を売ろう、という発想はあまりない。我々として手数料が稼げる商品を売るだけ」
これは何も保険の世界に限ったことではなく、どの業界でも同じことだろう。例えば、マイクロソフトやオラクルは技術的にもっとも優れた会社だったわけではなく、その強い営業力ゆえ現在の地位を築くに至った。どれだけ「いい商品」を作っても、お客さんに買ってもらって、使ってもらわなければ意味がない。その手段として、販売代理店に適切なインセンティブを与えることが重要であるなら、戦略としてそれを商品設計に織り込む必要があるだろう。
保険が特殊なのは、通常の商品であれば、代理店に薦められても、消費者自身が商品のよしあしを判断することができる。これに対して生命保険の場合は、通常は自分に合った商品かどうか、そしてそれが市場で見て競争力のある商品かどうかが分かりにくいため、営業を行う人に対して十分な牽制を働かさないと、消費者が不利益を被るおそれがある。
少し似ているのは、自動車の修理工場だろうか。アメリカにいる頃、古い中古車に乗っていた。エンジンの調子がおかしいので工場に持っていくと、当然業者は「交換が必要」と色々と薦めてくる。複数の修理工場に持っていって合い見積もりを取ればよいのだが、時間も手間もかかり面倒なのでなかなかやらない。本当は個人的に仲良くなって、信頼できる業者がいればベストなのだが、そうもいかないため、車を取りに行ったあともしばらく「本当にあの修理は必要だったのか?」ともやもやすることになる。
HBSの企業倫理のケースでも紹介されていたのが、自動車修理工場で厳しい営業ノルマを課した結果、修理業者が必要にない修理ばかり行っていたという事例。必ずしも嘘をついていたわけではなく、車はどんどんアップグレードされているのだが、消費者はそれが本当に自分が求めているものなのかどうか判断しきれず、業者側の倫理が問われた。
これに対する解決策としては、消費者自身が自分で判断できるような豊富な情報提供を行うことと、業者側の販売行動をある程度規制するしかないのだろう。実際、わが国における金融庁の方針も、消費者保護の観点から保険会社に対して様々な厳しい行動規制の網をかけている。消費者と保険会社のあいだに大きなリテラシーの格差がある現状では、このような規制はやむをえないのだろう。
新会社の戦略を詰めていくにしたがって、お客さんにとって「本当にいい商品」を創っていく自信は少しずつできた。「理念に共感する」という感想を言っていただけることが多く、大きな励みになる。
他方で、現実的に商品を幅広く売っていくための「戦術」は、まだまだこれから考えていかなければいけないばかり。正しいことを唱えていても、普通にやっていては、その声は遠くまで届かない。新会社は限られたリソースで運営していくことになるため、どうやって我々の小さな声を1人でも多くの人のもとに届けるかは、引き続きの大きな課題となりそうだ。
期待に大きく胸を膨らませ、新たなスタートを切ったことと思います。
入社当時の自分にとって、9年目の先輩というと随分オトナに見えたものですが、いざ自分がその立場になってみると、あの頃とさして変わらない、いつ まで立ってもオトナになりきれない自分がいて、もしかしてこの9年間で学んだもっとも大切なことの一つが、人間っていくつになっても変わらないのだなぁ、 そんなことかも知れない。
9年という年月と、4社での勤務経験(留学中のインターン先を入れると5社だ。わお。)を経て分かったことをいくつか、お伝えしたいと思います。
まず、『楽しい仕事』というものがあるわけではない。あるのは、『仕事を楽しくできる自分』がいるかどうか、ということ。
入社したての頃は、ついついこれまでの学校生活のように、面白い仕事を用意してくれ、年次を重ねればビジネスパーソンして成長できるはずと、会社がお膳立てしてもらえるような気がしていた。 でも、実際に振り返ってみると、そんなことはない。
同じような仕事をやっていても、「楽しい!」と言う人もいれば、いつも愚痴っている人もいる。注意深くみていると、後者の人は言われたことをそのままやっているが、前者の人は色々と工夫しながら、新しいやり方をもって仕事をしている。その差は、自分の気持ちのもちよう。
したがって、これから色々な仕事に挑戦していく上では、「この仕事つまんないなぁ」と思い込むのではなく、「どうやったらもっと楽しくできるだろう」という姿勢でいることが、大切だと思う。
ちなみに、僕はいつも自分がやっている仕事が「楽しい」と思える得な性格だった。例えばコンサル時代、周囲からはつまらながられた「作業用手袋メーカー」のプロジェクトでも、自分で作業用手袋の商品ラインを机の上に並べて、両手にはめてにやにやしながらパソコンに向かっていたのを記憶している。 これは余談。
もう一つは、これから30年、40年と続く長い社会人生活で一番大切なのは、成長し続けようという意欲と、そのために努力をし続け、挑戦し続け、学び続ける気持。
多くの職業は、「勉強」をしなくてもそこそこ回っていくため、社会人生活に慣れきってしまうと、気がついたら、積極的に「学ぶ」という行為を行わなくなってしまう。家に帰ったら疲れてテレビを見て寝ちゃうし、週末はのんびりするか、遊びに精を出す。
でも、考えてみたら、高校・大学時代の7年間と、社会人になってからの30、40年、「勉強」の成果がどちらの方が出るかといえば、間違いなく後者。ここで「勉強」とは学校で学ぶようなことに限らず、新しいことに果敢に挑戦し、働いていくうえ、生きていくうえでの知恵を身につけていくことをいう。
そして、31歳になって同期の人間を見渡してみると、スタートラインに立った頃はさして差がなかった人のあいだでも、努力を続け、挑戦を続けてきた人と、怠惰に流されるままに過ごしてきた人のあいだでは、目線の力強さ、人としての輝きが大きく異なる。
今日の皆さんは、輝いていると思います。10年後も今と変わらず、それ以上に輝いていられるために何をすべきか、日々考えながら、大切に過ごしてください。
そのためのアイデアとして、一つ。自分の『夢』は何か、考えてみたらどうだろうか。何の制約もなく挑戦できるとしたら、自分は30年後にどうなっていたいか。夢は大きければ大きいほど、いい。 次に、そこにたどり着くまでには何をしなければならないか、考えてみる。足りないところは、どうやって補うか。30年もあれば人間、相当色々なことができるはず。それが、これから生きていくプランになる。
そして、その第一歩を踏み出すためにも、まずはどの道でもいいので、『この分野において誰にも負けない』というスキルを身につけ、「プロ」になることを目指したい。これさえできれば、その専門分野を軸として、色々なことに挑戦できるようになる。
そのためにも、目の前に与えられた仕事が100%気に入らなくても、すぐに投げ出すのではなく、まずは誰よりも上手にそれをできるようになってから、次へ進むようにしよう。一つのことさえ立派にできない人が、他のことを立派に出来たためしはないから。
というわけで、色々と堅いことを書いてみました。けれど、本当に伝えかったことは、『働くことは、本当に楽しい!』ということ、そして『それでも油断しているとあっという間に月日は過ぎ去ってしまう!』ということ。
Welcome to the world of business!
(「社会人」の適切な英訳がないため、皆さん営利セクターと仮定させて頂きました)
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