目標を持っていたとしても、そこにたどり着いてしまえば、次の目標に向かって再び歩み始める。そう考えると、あらゆるゴールは通過点に過ぎない。
我々はそれぞれのゴールに向かって歩いているが、そこに達することよりも、その歩みのプロセス自体に大きな意味があるのではないか。旅に例えるならば、目的地に達することよりも、そこに達するまでの道程、そこで見える風景、吸っている空気、聴こえて来る音、それを楽しまなければならない。
そんな風に、「歩くことが生きていることである」と気がつくと、周りの風景が違って見えてくるように思える。留学、昇進、結婚、起業、目標は人それぞれだが、早くそこに達するよりも、どれだけ豊かに達することができるか、それが新しい時代の評価軸であるべきだ。そんなことを、自分に言い聞かせる意味もあり、ふと考えてみた。
「水平線に向かってボートを漕ぐ」という表現、いいですねぇ。目標に向かってるのだけど、終わることがない感じが、人生そのものを上手にあらわしているような気がしました。
投稿情報: Daisuke | 2007年3 月15日 (木) 07:42
始めまして。MBA留学中のものですが、いつも楽しく拝見しています。
「ゴールなんてない」、私も同感です。私はいつも「水平線に向かってボートを漕ぐ」気持ちで過ごしています。
近づいたと思ったら離れて、でも漕ぎ続けることの意味に気付くと、リラックスして周りが見えたりしますよね。
投稿情報: nz | 2007年3 月 8日 (木) 04:38
カッコいい!しびれた!さすが!!
投稿情報: 六本木あらいのHG | 2007年3 月 7日 (水) 08:48