近所に一つしかないクリーニング屋がしばらく改築のため休業していたため、不便な毎日が続いていた。数ヶ月経って新しい店構えとともに再開したと思ったら、看板が変わって、チェーン店になっていた。営業というか、クリーニングの受付をやるだけで、あとはチェーンの工場に回すだけのビジネスモデルになったみたい。年配のご夫婦は、これまでのブランドと「近所に他にない」という立地を活かして、これまでのお客を相手に仕事を取りつつ、大変な実際のクリーニング作業をやらずにすむので、もちろん取り分は減るのだろうけれど、それはそれで賢明な選択だったのだろう。
マンハッタンの街を歩き回っていると気づくのは、クリーニング屋がやたらと多いこと。例えば、留学中の夏休みに2ヶ月を過ごした1st Ave/58th あたりでは、コンビニが乱立する東京のどこかよろしく、一ブロックに3軒くらいあったりした。これはなぜかというと、マンハッタンではマンションに洗濯機をおかない。皆が洗濯からクリーニング、まとめてlaundryを出すのです。洗濯は1キロいくらといったような量り売り。オプション料金を払うと、きれいにたたんでくれたりもする。競争が厳しいのでサービスも進んでおり、たいていのところはピックアップ・配達が無料。欠点は、一週間+数日分、洋服の在庫が必要なことだが。
いまは我が家は毎日洗濯機を回しているのだが、それはそれで慣れてしまえば、洗濯機がまったくない生活というのでもできるもんなんだなぁ、そんなことと、同じ都会生活でも都市によって色々と特徴があるもんだなぁ、そんなことを、酔い覚ましに歩いて帰ってきた道のり、クリーニング屋の前を通りながら思い出しました。
こんにちは。日本でも、「洗濯」のデリバリーサービスが始まったというニュースを見たのですが、マンハッタンのサービスもこうなのだろうか、東京でどれ位のニーズがあるのだろうかと、いろいろ想像してしまいました。→http://www.wash-fold.com/
投稿情報: Financier | 2007年2 月20日 (火) 23:36
最近、ワイシャツは自宅の洗濯機で洗い自分でアイロンがけしています。日曜の夜に好きな音楽を聴きながらシャツのしわを伸ばす至福の時。今週も頑張ろう!という気持ちが自然にわいてきます。
投稿情報: Kenya | 2007年2 月15日 (木) 10:55
最近、洗濯機が故障(子供の靴下が排水溝につまった)のため、数日間つかえなかったですが、大変でしたー。コインランドリー行きました。 寒い!
投稿情報: 小林雅 | 2007年2 月15日 (木) 05:33