気がついたら、1年くらい新しいCDを買っていなかった。誰に言われたのか覚えていないが、大好きなピアニストのBrad Mehldauとギターの大御所、Pat Methneyの共演作を検索して、購入していた。
ピアノとギターのデュオというと、Bill EvansとJim HallのUndercurrentはアドリブ部分を鼻歌で唄えるくらいに聞き込んだが、その後はいまいちの作品ばかりだった。それが今回は、さすが外しが少ないこの二人だけあって、聴きごたえ十分の作品に仕上がっている。金曜の夜、早めに帰宅し、大音響でニヤニヤしながら聴いています。
特定のジャズ作品のどこがいいのか、説明するのは難しいのだけれど、あえて言うならばlyricalなメロディと、緊張感ある音の運びというかストーリー展開というか、Methneyの作品は特にそうだけど、まるで舞台のように起承転結がはっきりしていて、最初は静かでそこからたっぷり盛り上がっていく気がする。12月の寒い夜、一つジャズでも聴いてみようかなという方にお薦めの一枚。
あともう一枚、Keith Jarrett at Carnegie Hallも一緒に届いているけど、こちらはこれから。ワクワク。Everyone have a great weekend!
<去年カーネギーホールにキースを聴きに行ったときのエントリー>
(追記)
メセニー・メルドーのインタビュー映像発見! ↓
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