大学一年の頃、一時期、毎日、富士そばでざる蕎麦だけ食べてたら、爪の白い部分が上の方まで出て来てびっくりした。さっぱりしていて体によさそうだが、あれだけでは栄養は不十分なんですかね。
さて、先ほど、最近できた近所の立ち食い蕎麦屋にてミニかきあげ丼を食べてきた。
この場所には以前、マクロビオティックカフェがあった。ちょっと値段は高いが、体にいいものを出す。だが、さほど美味しい訳でもなく、かつマスターの愛想が特によくなかったため、「大丈夫か?」と思っていたが、案の定、閉店してしまった。
その後にできた立ち食い蕎麦。「ここに立てて、流行るのか?」と少し疑問に思っていたのだが、行ってみてビックリ。今日も大行列でした。立ち食い蕎麦だから、味がすごくいいというわけではないのだが、それでも大繁盛。同じ立地でも、ここまで客の入りが違うとは。
麹町はランチ単価がとても高く(1,000円がザラ)、ちょっとお金を出すか、お弁当を買って帰るかしか、選択肢がなかった。
そこに、「500円でサクッと暖かいものが食べられる」という選択肢を提供したことで、それを求めていた人たちのニーズにスポッとはまった。近所で働く皆さんの unmet needs 未充足ニーズを、バシッと満たしてあげたから、成功したのだろう。
「欲しいけど、今はないソリューションを提供してあげる」というのは戦略の本質なのでしょう。我々も、そのようなニッチを見つけなければ!
スレ違いのコメントお許しを。
以下は、私が感じたことで、勝手な憶測です。内容には一切根拠がありません。
普通、会社員はその会社に所属している。企業秘密の守秘義務というと、従業員が所属している会社の秘密を他社に洩らさないことを言う。
ところが、保険業界のチュアリーはそうではないかもしれない。彼らは、違う会社であっても、チュアリー仲間への帰属意識(?)が高い。自社の秘密事項を、他社の仲間のチュアリーに話しても、自分が所属する会社の社長には言わないということもあるようだ。
但し、チュアリーの結束は固く、たとえ自社の秘密を他社のチュアリーに話しても、その他社のチュアリーはその秘密をチュアリー以外の人に洩らすことはなく、悪用することもないので、問題は起きない。
今も続いているのかどうか知らないが、10年ほど前、たぶん山上会館(覚えていないが、三四郎池のそばだった記憶がある)で開かれた生保銀杏会の集まりに参加したとき感じた。
保険料の原価の開示は、予想もしない敵も作りそうだ。
投稿情報: 丸丸 | 2009年1 月12日 (月) 22:54
私も保険の仕儀とに携わっておりまして岩瀬さんのブログは上司にススメら去年の7月あたりから読ませていただいております。
私の職場の近くにも昼時になると非常に込み合っている蕎麦屋さん(焼きそばが自慢)があります。繁盛している理由は他と比較した時のお手ごろ感の割りに味は悪くないところでしょう。店舗を運営しているのは中国人留学生?などで食券を渡すと「ヤーキー!」(焼きそばの事)と大きな声が響きます。お世辞にもサービスは高いとは言えず食事後ご馳走様!と声をかけても聞こえていないのか反応がないこともしばしば・・・・・・しかし1000円を払ってランチするよりも300円で十分なボリューム、悪くない味そして速さを考えれば許せてしまいます・・・・・・
今の世の中、消費者はコストをかけたサービスで高価格よりも可能な限りコストを抑え程よい質と低価格に魅力を感じるんではないでしょうか。(私もそうです)
まるで外務員という高コストな営業スタイルを取る国内生保とネット完結型で可能な限りコストを抑えその分を消費者に還元するライフネット生命さんのようですね。
投稿情報: 流通革命児 | 2009年1 月 9日 (金) 00:57
ユニクロのように…とか、立ち食いそば屋のように…「それを求めていた人たちのニーズにスポッとはまった。」という例えが、何年かすると「ライフネット生命のようにニーズにスパッとはまった。」と例えられる日が来るんでしょうネ…、きっと…
蛇足 立ち食い蕎麦屋は良いけど、立ち飲み屋はやっぱり疲れます。昨日なんか霞ヶ関~麹町~御茶ノ水~神田と徒歩で移動した上に、時間が早くて、神田ガード下の立ち飲み屋しか営業して無くて、そこで一・二杯。でもやっぱり疲れてしまって、座れる寿司屋に移動-。味云々、値段云々ではなく、中年親父にとっては、座れるというだけで「この寿司屋がニーズにスパッとはまった。」というお話しでした。
投稿情報: sugiyamahayato | 2009年1 月 8日 (木) 15:26