ネット上の匿名性についてはすでに議論がされ尽くしており、「ちょっと影響力のあるブロガーが匿名書き込みを見下す発言をしてブログが炎上する」というのもよくあるパターンなのだが、コメント/書き込みに関するブロガーとしての率直な感想を。
ビジネス系のブログだと、そもそもコメント機能を消している人が少なくない。一定のトラフィックを超えると、どうしても荒らしのようなものがでてきて、コントロール不可能になってしまうことから、気持ちは分かるのだが、せっかくのブログの双方向性を活かしきれていなくてもったいない。(かくいう私も、せっかく頂いているコメントにきちんとお返事をできていないので、双方向性を活かせていないのだが・・・)
では、ブログでコメントを書き込んで頂くとき、どういう風に感じているか。
まず、基本的にコメントがあると、嬉しい。まったくレスポンスがないと、「つまんなかったのかなぁ~」などと余計な心配をしたりする。反応があるのは、誰だって嬉しいのです。(でも、ちゃんとお返事しないので、当ブログではあまりコメントはない)
そして、当ブログの場合、コメントの仕方が三通りある:
① 本名ないしハンドルネームで書き込み。ブログなどへのリンクも掲載してくれる方。
② 書き込みはハンドルネームのみだが、非公開のところでメールアドレスないし
ブログのURLは書き込んでくださっている方。
③ 書き込みも非公開部分でも、まったく素性を明かしてくれない方。
講演会でのQ&Aセッションに例えるならば、①の人は、全員の前で手を挙げて質問をしてくれる人。②の人は、終わってから個別に来て、質問をしてくれる人。③は、顔を見せないまま、言いたいことを言って通り過ぎていった人。正しい比喩かどうかは分からないが、そんな風に感じる。
かなり手厳しいコメントを頂いても、②のパターンでこっそりと素性(メアドかブログURL)は明かしてくれていると、「ありがとうございます」という気持ちになって、たまに直接メールでやり取りがはじまったりする。ちょっと大げさだけど、議論を戦わせた「盟友」っぽい気分になるし、フェアプレーの精神を感じる。
前も書いたが、いまはブログ検索機能があるので、思いがけず読まれていることが少なくない。本人は遠くにいる著者が自分のブログを読んでいるとは思わずに容赦なくけなしたとしても、その文章が(編集者など経由で)著者自身の目に触れている可能性は非常に高い。
というわけで、長々と書いてきたが、言いたかったことは、
- ブログでのやり取りは皆さんが思っている以上に「一対一でストレートに対話をしている感」があるのですよ
- お返事していなくとも、皆さんがread-onlyで読んでいるように、こちらも何度も何度も読んでいるものだ
- ですから、懲りずにたくさんコメントしてください!将来このブログの読者が10倍、100倍になって、こちらが怖気づいて、コメント機能を停止しない限りは。
初めてコメントします。「ハーバード留学記」のころから読ませて頂いてます。
岩瀬さんのブログを読んで、ネタの豊富さと深堀りの深さ、そしてたまのユーモアに感心しております。
「アホなことは書けん」と思って、なかなかコメントできなかったりしますが、刺激を頂いた分だけお返しできるようにがんばります。
投稿情報: charuman | 2008年10 月27日 (月) 12:10
始めまして!
岩瀬さんのBlogをRSSに入れて毎日拝見させていただいております。
実は岩瀬さんとは3年前の某資格試験予備校(岩瀬さんがご出身のところです)でお会いして、著書である「ハーバードMBA留学記」に真っ先にサインしてもらったことがあります。
だから冒頭の「はじめまして!」は間違いですね笑
私のことをご認識なぞあるわけもないと思いますが、あれから資格の道から今お騒がせの金融界へと飛びこんで修行の身な最近です。
岩瀬さんのビジネスを心から応援していると共に、どこかで交流をもてたらなと日々感じております。
長々と失礼いたしました。
投稿情報: keeen | 2008年10 月24日 (金) 00:05
始めまして、私は以前NYに7年程住んでいましたし、金融も長いし、インターネット経歴も長いのですが(昔はPC暦と言いましたが)、恥ずかしながら、ブログと言うものには何故か疎かったのです。 数ヶ月前の話ですが、岩瀬さんのブログを見て、本も読んで、calculatedriskなんかも見るようになって、情報交換のあり方について考え直す事になり、今正にその修正過程です。 色々あるでしょうが、私は間違いなく岩瀬さんの影響を受けた一人です。頑張って下さい。
投稿情報: Porco | 2008年10 月23日 (木) 18:43
先日とある人材紹介会社の方と話していると、ライフネット生命の話になり、岩瀬さんのブログをいつも拝見していますと言うと、その方は岩瀬さんの高校時代の同級生だったそうで話が盛り上がりました。
僕は、勝手にブログ拝見しているだけなんですが、ライフネット生命の成長とともに楽しみにしております。
投稿情報: straight-story | 2008年10 月23日 (木) 09:56
はじめまして!
私も毎日、岩瀬さんのブログをチェックしている
ファンです。毎回ためになって、でも人間くささを
感じさせる岩瀬さんのブログいいですね!
以前、ビジネス雑誌で岩瀬さんや
ライフネット生命の存在を知りました。
最近は、電車の車内広告でも貴社を
よく見かけました。
私の友人で生保大手N社勤務が
おりますが、まだまだ旧態依然とした体質だ
そうです。改革へのスピードは、官営なみに遅く、
民間とは思えません。その話を聞いていると、マーケットは、
パイの奪い合いかもしれませんが、奪取の可能性は
大きいと感じました。
先日の講演会、平日のため参加できず残念でした!
何かのおり、ぜひ聴講したいと思っています。
投稿情報: みちこ | 2008年10 月23日 (木) 09:07
仲間で「ワイワイガヤガヤ」飲んでいて、
チョット、トイレに立った隙に、誰かが、テーブルに置いていったメガネを、ドリンクの中に入れるというイタズラをしちゃったとしましょう。戻ってきたとき、どんな行動を執るだろうか?
A.「顔を真っ赤にして怒る。」
B.「何すんだよ~と、戯けて怒る。」
C.「何もなかったように席に着き、メガネをそのまま掛け、ドリンクをグッと飲み干し、そしてゆっくりした口調で『外は雨かい?』とぼける。」
僕は、攻撃(口撃)は強いけど、守備(守り)はめっぽう下手(弱い)…、怒りっぽいし、直ぐ感情が顔に出るし、自分には甘いくせに人には厳しいし、とても“C”の行動は執れない。しかも、相手が“Who are you?”だったら、尚更カチン・カチンきちゃう。
だけど、「ネットの向こうにいる顔の見えない人」に対して、いつも真摯に応対する貴方を応援しています。
投稿情報: sugiyamahayato | 2008年10 月23日 (木) 09:02
初めてコメントします。都立の大学の2年生です。岩瀬さんのblog、RSSリーダーに登録して、毎日の楽しみにしています。
>>本人は遠くにいる著者が自分のブログを読んでいるとは思わずに容赦なくけなしたとしても、その文章が(編集者など経由で)著者自身の目に触れている可能性は非常に高い。
最近まさにそのようなことがあったばかりです。笑(けなしたつもりではなかったんですが・・・)「岩瀬さんに見られてたんだろうか」などとさえ思ってしまいます。
「一対一でストレートに対話をしている感」、大事にしていきたいですね!
投稿情報: k503i | 2008年10 月23日 (木) 02:54
いつまでもsilent readerじゃいけませんね!私も毎日楽しみに読んでいる30代(女)です。
9月29日付「ストレッチ」にて
>ブログ読者の9割が男性 とありそんなことないんじゃない?・・・と思ったのですが、
ここに表明しておきます。
ライフネット生命のことは朝日新聞Beで知り、MBA留学日記も読みました。
記事やブログを通し、岩瀬さんからはポジティブな日本の変化を感じます。
同世代としてうれしく、また大きな励みとなっています。
投稿情報: tomari akiko | 2008年10 月22日 (水) 21:58
はじめまして。
ブログの更新を毎日楽しみにしている一読者です。
今日のブログを拝読し、せっかくなので初投稿してみました。
ブログの更新を楽しみにしている割に、実はまだ保険には興味が湧きません(ゴメンナサイ)。なので、現在は、無保険です。
子供の頃から病気らしい病気をした経験がなく、これからも多分元気だろうという根拠のない自信ゆえに無保険の若者って、結構多いような気がします。
もし将来、保険に興味が湧く日が来たら、御社に加入します。その時はよろしくお願いします★
投稿情報: じゅんこ | 2008年10 月22日 (水) 20:17
南国IndonesiaのJakartaより岩瀬さんのブログをいつも拝読させていただいております。
岩瀬さんのエネルギッシュな日々をつづっているブログを読んで、毎日の励みとしています。
今後とも遠くJakartaより応援しています!
投稿情報: 大津@Jakarta | 2008年10 月22日 (水) 20:11