少し前から社内の有志で、数理部のアクチュアリーを講師として「生保数理勉強会」をはじめた。
はじめは、「保険料なんて、払う保険金×死ぬ確率 だけでしょ?なぜ、こんなに難しそうなのか?」と不思議に思っていたのだが、少しだけかじってみると、お金の入りと出の条件(保険料を誰から(死んだ人からはもらえない)いつもらうか、保険金/年金をいつから誰に対して(全員か、生存者だけか)払うか)が複雑に入り組んで来て、そこに time value of money 金利の現在価値的なものが出てきて、複雑になっているのだなぁ、ということが分かった(まだはじめたばかりです)。
でも、最初から「難しい!」と毛嫌いすることなく、よく分かっている人に分かりやすく説明してもらいながらチャレンジすると、だんだんカラクリが少しずつ分かってきて、それはひいては保険料や責任準備金の計算という技術的なことではなく、保険制度が寄って立つ大きな仕組みにまで影響しているような気がして、学ぶ意欲がわく。なかなか時間を取れないのだが、毎週木曜の夜って決めてはじめたら、いいペースメーカーにもなる。
ちなみに、保険金支払の責任者を中心とした「保険金支払査定士試験」に向けた勉強会というのもやっているが、前回は参加者がワイワイ、コメントと質問をしながらやっていたら、保険金の勉強会とは思えないほどの盛り上がりを見せた、
社会人になると、なかなかこのように教科書を使って「勉強」する機会がないので、本業の理解を深めるとともに、いいリフレッシュにもなる。皆さんも、ぜひ本業での資格試験などがあったら受験勉強をされてみてください!
SBIアクサの広告も電車の中でよく見かけます。ネット生保2社、電車内でつばぜり合いですね。
投稿情報: passer-by | 2008年10 月 3日 (金) 09:34
電車の中ではライフネットとアメブロの広告が目に付きます。
ライフネットでは cmに芸能人を起用しないのでしょうか?
投稿情報: gg | 2008年10 月 3日 (金) 03:01