あなたが考える、「仕事のできる人」の条件とは?できる人とできない人との決定的な違いは?
取材で聞かれたことの一つで、いろいろと考えさせられた。仕事が「できる」ということも多面的であるので人それぞれ定義が違うだろうが、私が最近「この人、できるなぁ」と感じた人の顔を思い浮かべて出た答えは、
スピード × 突破力
メールをしたらすぐに返信が来るとか、「今度~しようね」といったら本当にすぐ企画を実行に移すとか、何か仕事をお願いしたら想定よりも早く出してもらえると、「やるなぁ」と思わされる。もちろん、早いだけで質が低ければ話にならないのだが、「スピードとクオリティのトレードオフ」を上手に取れていることが望ましい。イメージとしては、50点のものを1日で出すか、80点のものを2~3日で出すか、100点のものを1週間で出すか、という選択があるとすれば、私は80点のものを数日で出してくる人が好き。
あとは、突破力、ないし実行力。差が出るのはアイデアの良さではなく、「やるか、やらないか」「やったもの勝ち」でないかと感じる。世の中にアイデアも提案書もありふれているが、実際にやっちゃう人はほとんどない。多少、荒削りのものでもいいので、どんどん形にしていける人は素晴らしい。たとえば、「会社のHPにこんな映像が欲しいな」と思ったときに、企画を丁寧に練り上げて、業者を色々探して予算のことばかり考えているよりも、まずは会議室にデジカメを持って自分で撮影してみてYoutubeにアップしちゃう人(この間、数時間)の仕事ぶりにはうならされる。
本当はこれに「気配り」とか「切れ味」まで入れたいのだが、そこまでするとちょっとハードルがあがりすぎるので、まずはこの二つで考えてみましょうか。
まだ金曜の午前中ですが、よい週末を!
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