今日はホワイトデー。会社の男性陣から女性陣へチョコのお返しということで、有志が美味しいケーキを買ってきていた。あまりに美味しそうなので、一口つまみ食いしたら、創業時より一緒に働いているTに怒られてしまいました。
小学校と高校が男子校で、大学も女子比率が少なく、社会人になってからも女性が少ない職場だったので、バレンタインデーとはあまり縁がなくここまできた。それゆえ、ホワイトデーに何かをお返ししたことも、ほとんどなく、気が利かないワタクシ。
それにしても、バレンタインとホワイトデーは、日本のチョコ業界のマーケティングの勝利でしょうか。海外では、St. Valentine's Day に男性から女性にプレゼントを贈るだけのイベント(ですよね?)。これを2月14日、3月14日とセットで購買イベントにできたのは、たくみなマーケティング戦略と思われる。
同様に、「クリスマスディナー」というのも、日本だけ。米国にいた頃は、クリスマスはいいレストランはすべて閉まってしまい(みな家族で食事する)、空いているのは中華と焼き肉やだけだった。寿司業界?のマーケティング力があれば、「クリスマスには、お寿司を!」という常識が作れていたかも知れない。
外国の友人が話していたのだが、わが国における「ふぐ」の取り扱いも、たくみなマーケティングの勝利ではないか、とのこと。毒性があり、それほど美味しい訳でもない魚を、プレミアム商品に仕立て上げた。なるほど。から揚げとひれ酒とかは、美味しいですけど、自腹では食べないな。
キャッチーなコンセプトづくりは、マーケティングで必須ですね。「生保」も、何かできないものでしょうか?
よい週末を!
このマーケティング戦略による勝利。
真に偉大なのは、義理チョコを生み出した人だと思います。。。。
これだけで、どれだけ市場が広がっているのかと思うと、笑ったり泣いたりできます。
投稿情報: 高槻 | 2008年3 月17日 (月) 11:20
愛する人を世界が終わるまで守りたい、だそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=Z11hKmukUO8
投稿情報: All You Need Is Love | 2008年3 月16日 (日) 14:13
こんにちは。確か、ふぐの話は留学記でも書いていらっしゃいませんでしたっけ?なるほど、そういう見方もあるのですね。でもちょっとだけ思うのは、お友達はともあれ河豚は河豚でおいしい魚ではないかと。
特に刺身の独特の歯ごたえは他の魚にはないものですし、その繊細な旨みををポン酢などソースで引き出すという点では立派な一皿だと思います。
いくら巧みなマーケティングも無からヒットを生むことできない、と私は考えます。モノの魅力と人々の関心の接点探しこそ、隠れたポイントなのではないでしょうか。
しかし今シーズンは河豚食べ損ねました…ああ、せめてひれ酒だけでも。
投稿情報: Trashbox0827 | 2008年3 月15日 (土) 17:36