今日から2007年も後半戦に突入!月並みですが、時間が流れるのが早すぎて困っています。
さて、ちょーさんこと保田隆明君のブログに、面白い記事が: 「ネットで拡がる知人の輪」
黎明期のSNSを紹介した、2004年8月19日の日経新聞の記事。当時、グリーが会員8万人、mixiが7万人、そして保田君もNo.3のSNS「トモモト」を立ち上げたばかりだった。
わずか3年後のいま、ミクシィがぶっちぎりの1位で800万人くらいだっけ?グリーも150万人くらい。残念ながらトモモトは縮小均衡に陥ったのだが、この時点でSNSを立ち上げようという眼の付け所はよく、本当にインプリメンテーションにおけるわずかな差(ユーザーインターフェイス、機能、最初に巻き込んだユーザー層など)が、のちの爆発的・伝染的な成長の命運を分けたように思える。
何よりも印象に残っているのが、はじめてこの事業の構想を保田君に聞いたときのこと。多分2004年前半だったのか、寒い中西麻布のおでんやで飲みながらだったことを覚えている。米国にフレンドスターというのが流行っていて、それと同じものを日本で作りたい、という話だった。加えて、保田君の動機は、とにかく日本を元気にさせたい!という純粋なものだったことのように記憶している。
それを聞いた僕の反応はというと・・・ビジネスを理解することができなかった。なんで、人と人をつないで行くだけで、商売になるのか?ネットバブルでどこかに買収してもらうのはできるにしても、それがまともなキャッシュフローを生むとは考えられない。結局、まるで大企業の評論家社員よろしく、なぜそれが上手く行かないかの理由を思いつく限り8個くらいあげて、保田君の独立を阻止しようとしたのだった。
そのときの自分が、いかに先見の明がなかったかは、ミクシィの大躍進が証明していよう。それでも、身近な友人が外資系投資銀行をやめてベンチャービジネスをはじめたということは、「いつかは自分も!」という刺激になり、いまの自分の進路に少なくとも影響を与えたようにも思える。
というわけで、私はどうやら先見の明がないようです。今回の「ネット生保」事業、大丈夫かなぁ?なーんて。うっそでーす、自信は300%ありまーす。
小野崎耕平さんには、本当に頑張ってほしいですね。
岩瀬さんがビジネスで日本を活性化するように、小野崎さんにはぜひ政治で日本を活性化していただきたいですね。
次の世代がきちんと後に続きますので。
投稿情報: 盛島 | 2007年7 月 3日 (火) 22:34
小野崎・候補(37才)は、ブログによれば、苦労人ですね。応援しています。なお、私は、消極的に民主党を支持している(笑い)
投稿情報: snowbees | 2007年7 月 3日 (火) 07:24
先見の明がないだなんて~。うふふ
1000%期待してますよっ!
投稿情報: 高木 | 2007年7 月 3日 (火) 00:15
岩瀬大輔らしくないっすよ!
ベンチャーやるのに周囲がみなみな大賛成ってことはないでしょう?
保田さんだって、岩瀬さんからそんなに反対されたのに、自分の思いを貫いて独立の道を選んだわけですから。
先見の明の有り無しなんて、どーでもいいこと気にしないで、ガツガツっといきましょう!!
ファイト~イッパーツ!!
投稿情報: damu | 2007年7 月 3日 (火) 00:06