最近、マネックスの創業時から立上げに携わった方、複数にお話を伺う機会があった。いずれの方も、今となっては淡々と振り返るのだが、そこには明らかにドラマがある。
予想すらしないことが起こるカオス的状況と、それに対応するために徹夜続きだったり、ものすごい精神的プレッシャーの苦労をしてきたこと。
そして、それを乗り切ることができたときの何ともいえない達成感と喜び。
そこには、当事者しか味わえない感動があるのだろう。
もちろん、ベンチャー企業であるから失敗もいくつもすることになるし、非難されることもあるだろう。
それでも、自分が抱く理想を追い求めて走り続ける日々は、本当に地味で激務の毎日の積み重ねなのだろうが、自分が確かに生きて働いた証として、一生心に残るのだろう。
まだまだ準備期間なので、彼らが通ってきた道程のまだ100分の1くらいのところなのだが、これからの毎日が楽しみ!(マネックスの皆さんの話を注意深く聞くことで、少なくとも彼らの失敗は繰り返さないですむかな?)
このコメントを見て、三国志の劉備と諸葛孔明の関係をみました。保険の第一線ではたらかれた出口社長を支える若い軍師としては、最終的な目標をどこにおくのかは別として(これも天下三分の計と同じでシェアの三分の一を狙っていますか?)それなりの覚悟をされている。諸葛孔明は確かに戦略などどれを見ても天才であった。でも最終的に人が不足し、細かい判断まで彼がしたことで命を縮め、結果うまくいかなかった事をもう一度考えてほしい。歴史をよく知っておられると思いますが、優秀なリーダーとフォローワーのバランス、そしてもう一人の軍師の存在。これらをもう一度考えなおされるときっと、今必要な人を再認識できる気がします。
私は前に記述されたようなキャリアは持てていない別世界の人間ですが、このプログに学ぶべきことが本当に多いです。戦国時代にもその限られた時間でしか優秀な人材が出てこないという運命は避けられないものと思ってます。応援してます。
投稿情報: タブー | 2007年4 月13日 (金) 05:43
こんばんは。マネックスをほぼ創業時から使っていますが、インフラ整備への投資を怠らないところや、顧客のためになると思う企画は他社で前例がなくてもどんどんやっていく気概を評価していましたし今もしています。正直申し上げて貴殿がやろうとしておられることが今ひとつわからなかったのですが、保険業界のマネックスということでしたら完璧に腑に落ちます。マネックスレベルの顧客主義を徹底している保険会社って見当たらないですものね。頑張って下さい。
投稿情報: bun | 2007年4 月11日 (水) 22:32