山口揚平さんは著作の「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」が10数万部のベストセラーになった方。肩書きも本業の「ブルーマーリンパートナーズ代表取締役」のほか、「ファンダメンタル投資家・作家・企業家」と色々あってカッコいい。僕もいつかは「作家・企業家」という肩書きになれるかなぁ。山口さんとはブログ経由で知り合い、出版パーティにも来て頂き、先日ランチをご一緒して本格的?にお友達になった。
山口さんは非常に正統派のバリュー投資を勧めており、自社のHPで右上のような簡易バリュエーションソフトを無料で提供している。これは、投資銀行やヘッジファンドで働くアナリストであればまず最初にやる作業(有価証券報告書をダウンロードしてエクセルでバチバチ)なので、非常によくできている。もちろん、実際には細かく財務諸表の項目を見ていって訂正を加えていくのだが、まぁざっくりでもこういう分析をして、割高になっているような銘柄は、買わない方がよいと思う。株式投資をやられている方は、ぜひお試しあれ。
そして、今朝は山口さんのご紹介で、ダイヤモンド・ザイの編集長の浜辺さんにご挨拶。2000年に刊行したそうなのだが、初版から一気に日経マネーやあるじゃんなど老舗のマネー雑誌を部数で抜いた実力は伊達ではない。お話していて、徹底して読者との対話を重ねてニーズを敏感に嗅ぎ取って誌面にしていることが分かるし、ファイナンスのことも非常に深く理解されている。こういう方が作られている誌面なら面白いだろうな、そう感じた。
今回はそういったダイヤモンド・ザイ誌の狙いや、生命保険関連記事への取り組みをお聞きし、我々が準備している事業についてお話を聞いて頂く。しかし、それ以上に盛り上がってしまったのが、ジャズ談義。先日もブログで書いたマイケル・ブレッカーの話に始まり、お互いが好きなミュージシャンやライブの想い出など、延々と語り合ってしまいました。次回は、ピアノが置いてあるジャズバーにでもご一緒して、酒に酔いながら交代で弾きあっちゃいそうな勢い。とてもありがたいご紹介でした。
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