今週は月曜の日経夕刊と、土曜の日経朝刊と登場したので、色々と反響があった。これからは限られたマーケティング予算でベンチャーをやっていなければならないので、パブリシティはあり難い限り。色々と連絡あったが、なかでも嬉しかったのは千葉に住んでいた小学・中学時代の友人からの連絡。
うえぼー は千葉の家が徒歩1分のご近所で、幼稚園から一緒。ロンドンから帰国した中学校は公文式も学校も塾もクラスが一緒だった。当時から大人びていて、部活はクラシックギター部だったような気がするのだが、勉強も非常によくできて、慶応の付属女子校へ進学。SFCに進んだ後は、音沙汰がなかった。
それが、共通の友人経由で最近知ったのだが、結婚して子供を産み、葉山の片田舎で天然酵母のパン屋さんを営んでいるとのこと。その素敵な生き様が話題になり、各種メディアでも取り上げられるようになっていた ⇒ こちら すごーい
留学中はwork life balanceについてはよく議論していたのだが、彼女のような生き方はある意味とても羨ましい。自分が好きなことを見つけて、大好きな家族とともにそれに打ち込んで毎日を過ごす。そんな風に思っていたところ、今回、新聞記事をみて連絡してきた彼女と、久しぶりにやり取りをした。
以下、引用:
> いわせ
>
> うちの親が日経とっていて、新聞、持ってきてくれた。
> 本当にすごい人なっちゃったんだね(だったんだな?)。。。と思いつつ、
> なにも変わらないなぁ、とも思って、
> なんだかとても嬉しかったです。
> 顔も変わらないしね。
>
> 人生はマラソン、って
> 本当にそうだと、最近丁度思っていたので、
> なんだかそれも勇気づけられたような、
> いいタイミングで間接的に岩瀬の思っていることを垣間見て、
> フィールドも規模も、全然違うけれど、
> がんばってるんだなぁ、と感じられて
> わたしもエネルギーを充填しました。
お返事の一部:
> ありがとう~ さすがに全国紙だけあって、色々反響があって嬉しいです。
> でも、会社で働いている人は皆、
> うえぼーのようなイキザマをうらやましがっていると思うよ。
そのお返事の一部:
> そうだね、そういってくれるのもよくわかる。
> でも、ポジティブに選んだつもりだけれど、
> やっぱり絶対的にマイノリティの思考と生き方でしょ。
> 選択してそうしているとは言え、
> 時に世間とのギャップに悩みます。
というわけで、はたからみて羨ましく見えても、皆がそれぞれ100%自信を持ってハッピーという訳ではなく、上手に「現実」と「理想」の間を行き来しながら生きているんだなぁ、そんなことを考えさせられました。
私も中学の同級生の一人です。
中学の何人かにこういう話しがあったと声をかけました。
木曜か土曜に何人かお邪魔するやも知れませんぞ。
投稿情報: まつだじゅにあ | 2006年11 月26日 (日) 21:13